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【取材記】400年以上の伝統を引き継いでいるSUZUSANの話vo.1

公開日:2025/06/09 更新日:2025/06/11

1.suzusanとはいったい何者なのか

◎ 村瀬さんのこと。 ◎ suzusanのはじまりのこと。
伝統の染色技法・有松鳴海絞りの製造を営む「鈴三商店」の5代目。 アーティストになることを志し2002年に渡欧後、イギリスのサリー美術大学を経て、デュッセルドルフ国立芸術アカデミーにて立体芸術及び建築学科在学中ルームメイトだったクリスティアン・ディーチ氏とドイツで<スズサン>を立ち上げます
子供の頃から継ぐ意思が全くなかった家業ですが、距離をおきヨーロッパで暮らす事で、広い視野で見返した時、かつては1万人もいた職人達が今では200人以下にまで激減していることを知り、 このままではこの伝統工芸の後継者は無くなるであろう状況を目の当たりにし、実家で営まれて来た技術は世界的にも類い稀な技術であることを改めて思い知り、その素晴らしさを実感し、ヨーロッパからデザインを発信していく事を決めたのです //////////////////////////////////// ● その伝統を強調するのではなく ● その技法の可能性をものづくりに生かしたい ////////////////////////////////////
<スズサン>の強みは100種類以上の技法(模様)がある、有松鳴海絞りの多彩な表情。 絞りというのは極めて荒々しい技法です 通常、丈夫で強い素材に行う《絞り染め》を《絞り染めには適さない》といわれる、手織りで織りあげた「極薄のカシミヤや アルパカ、シルク」などの繊細な素材に対して行ったら、「それは美しいのではないか」と思ったのが村瀬さんの《絞り染めの可能性》のはじまり
今や、パリのLeclaireurやミラノのBiffiなど世界的な有名店で販売されると共に そのテキスタイルはラフ・シモンズが手がけるDiorのクチュールコレクションでナタリー・ポートマンがレッドカーペットで着用したり パリで開催されたポップアップストアではジュリエット・ビノシュからオーダーが来るなど、世界中のセレブリティなどからも支持される中でLacoste,Yohji Yamamoto, Christian Wijnantsなどとのコラボレーションも行っています。
◎ 最初、日本のお客様の問い合わせは全てお断りしていました 《vo2へ続く》
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