Q. 土用丑の日は毎年7月のいつごろになりますか?日付は固定ですか?
A. 固定ではありません。土用丑の日は「立秋(毎年8月7日ごろ)の前の約18日間」に干支の丑が当たる日で、年によって異なります。2026年は7月19日、2025年は7月19日と7月31日の2回でした。年によっては7月20日前後になることもあり、カレンダーで毎年確認するのが確実です。
Q. 「う」のつく食べ物をうなぎの代わりに食べても意味がありますか?
A. 言い伝えの上では十分意味があります。梅干し・うどん・瓜(きゅうりやゴーヤも広義の瓜類)・うめ・うずらの卵などはいずれも夏の養生に理にかなった食材です。梅干しはクエン酸で疲労回復、うどんは消化がよく夏バテ時の胃に優しい、瓜類は水分補給になる——科学的な根拠を持つものも多く、うなぎが食べられない方やコストを抑えたい方にも有効な選択肢です。
Q. 土用丑の日は夏だけですか?冬にもあると聞いたのですが。
A. あります。土用は年4回(立春・立夏・立秋・立冬の前)あるため、冬の土用丑の日も存在します。近年は「冬の土用丑の日にはヒラメを食べる」という新しい習慣を広めようとする動きもあり、一部の鮮魚店や飲食店がキャンペーンを展開しています。ただし社会的な認知度はまだ低く、「土用丑の日=夏・うなぎ」というイメージが圧倒的に強いのが現状です。
Q. 平賀源内がうなぎの宣伝をしたというのは本当に史実ですか?
A. 江戸時代の随筆や後世の文献に記述はあるものの、平賀源内直筆の記録や同時代の一次資料による明確な裏付けは確認されていません。そのため「有力な説」ではありますが、歴史的な確証がある事実とは言い切れない面もあります。ただし土用丑の日にうなぎを食べる習慣が江戸時代後期から急速に広まったこと自体は複数の文献が示しており、何らかの販促的な仕掛けがあったことは否定しにくいとされています。
Q. 土用丑の日にうなぎを食べる習慣は海外にもありますか?
A. 日本独自の文化です。うなぎを食べる国はヨーロッパ(特にオランダ・ベルギー・イギリス)にもありますが、特定の日にまとめて食べる習慣は存在しません。一方で日本の土用丑の日は海外メディアでも「ユニークな食文化」として紹介されることが多く、訪日外国人が土用丑の日に合わせてうなぎを体験しに来るケースも増えています。