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桑の葉茶のとろみはなぜ?水溶性成分と飲み方

公開日:2026/10/03 更新日:2026/10/04

とろみは桑の葉由来の特徴

桑の葉パウダーを水やお湯に混ぜたときに感じる、少しとろっとした口当たり。これは、桑の葉由来の成分が関わると考えられる特徴です。 桑の葉には食物繊維が含まれ、水となじんで粘性を示す多糖類も研究で確認されています。とろみには、水溶性食物繊維などの水となじむ植物成分が関わると考えられます。 山麓園の桑の葉パウダーは、熊本県産桑の葉100%。増粘剤を加えてとろみをつけている商品ではありません。原材料は桑の葉だけという、シンプルな食品です。葉そのものを細かく粉砕したパウダーならではの口当たりとしてお楽しみください。

水になじむと口当たりも変化

桑の葉パウダーは、混ぜた直後と少し時間がたった後で、口当たりが変わる場合があります。 葉の成分が水になじむことや、飲み物の温度が変わることなどが関わる可能性があります。とろみの感じ方は、粉末の量、水の量、温度によっても異なります。 いつもの一杯を作るときは、分量と水量をそろえてみてください。さらっと軽めに飲むか、葉の風味をしっかり楽しむか。ご自身の好みに合わせて濃さを調整できるのも、パウダーの使いやすさです。

葉を丸ごと取り入れる粉末

桑の葉パウダーの魅力は、お茶を抽出するだけでなく、葉そのものを食生活に取り入れられることです。 ティーバッグでは飲み終わった葉が茶殻として残りますが、パウダーなら葉に含まれる繊維質も一緒に利用できます。とろみのある成分に加え、細かな葉の粒子も飲み物の口当たりに関わります。 葉を粉砕した食品なので、砂糖のようにすべてが水に溶けきるわけではありません。時間がたって底に沈んだ場合は、軽く混ぜ直すと全体が均一になります。お茶としてだけでなく、牛乳・豆乳・ヨーグルトにも加えられます。

山麓園が生かす葉の風味

山麓園では、熊本県産の桑の葉を低温で丁寧に乾燥させ、葉の色と風味を生かしています。草のような青い香りも、桑の葉らしい風味の一つ。葉そのものの味わいを楽しんでいただくための仕上げです。 乾燥した葉は、自社工場の気流式粉砕機で微粉末に加工。粉砕時の熱に配慮しながら、硬い繊維も細かくすることで、口に残るザラつきを抑える工夫をしています。 桑の葉100%だからこそ、葉の風味を感じられ、飲み物や食べ物へ丸ごと加えられます。原料の特徴を生かしながら、毎日使いやすい形に整えています。

水溶性食物繊維の働き

水溶性食物繊維が健康面で注目されるのには、理由があります。 ■ 粘性と食後血糖の関係 大麦やオーツ麦のβ-グルカンは、粘性のある水溶性食物繊維です。オーツ麦由来のβ-グルカンを使ったヒト試験では、粘性が保たれた試料で、食後の血糖値上昇が小さくなる結果が報告されています。 ■ 腸内細菌に利用される働き 食物繊維の中には、腸内細菌に利用され、腸内環境を支えるものもあります。水となじむことや腸内細菌に利用されることは、植物由来成分の大切な性質です。 桑の葉にも、粘性を示す多糖類や食物繊維が含まれます。β-グルカンとは成分が異なりますが、桑の葉のとろみも、水となじむ植物成分に目を向けるきっかけになります。葉を丸ごと食生活に取り入れられることが、桑の葉パウダーの魅力です。

一杯の濃さを自分好みに

山麓園の桑の葉パウダーは、当店で量った目安では小さじすりきり約2.4g。その半分の約1.2gを一回分の目安に、200~300ml程度の水やお湯へ混ぜてお試しください。スプーンや詰め方によって重さは変わります。 軽めに楽しみたいときは、水を多めに。葉の風味をしっかり楽しみたいときは、好みを見ながら濃さを調整しましょう。 先に少量の水で粉末をほぐし、残りの水を加えると混ぜやすくなります。水で作る場合はシェイカーも便利です。熱いお湯は密閉して振らず、カップで混ぜてください。 牛乳や豆乳、ヨーグルトには、少量ずつ加えてお楽しみください。

他の桑の葉茶との違い

同じ「桑の葉茶」でも、原料となる葉、乾燥や焙煎の方法、粉末の細かさ、商品の形態などによって、香りや口当たりは異なります。 香ばしさを楽しむお茶もあれば、葉の青い風味を生かすお茶もあります。また、抽出して飲むティーバッグと、葉を丸ごと使うパウダーでも、仕上がりは変わります。 ほかの商品との違いを比べるときは、原材料と作り方を確認し、分量や水量もそろえてみましょう。桑の葉は農産物のため、収穫時期や葉の状態によって風味に違いが生じる場合もあります。前回と大きく異なる状態や異臭が気になる際は、当店へご相談ください。

暮らしに合うタイプを選ぶ

■ 葉を丸ごと使うならパウダー 熊本県産桑の葉100%の150g入り。水やお湯に混ぜるだけでなく、牛乳・豆乳・ヨーグルトなどにも使えます。濃さや組み合わせを自分で調整したい方におすすめです。 ■ 食事のお茶にはティーバッグ 桑の葉茶ティーバッグは3g×40包入り。葉そのものを飲み込まず、抽出したお茶を楽しむため、粉末に比べて軽い口当たりで飲めます。濃さや抽出条件によっては、ティーバッグでもわずかなとろみを感じる場合があります。 どちらも桑の葉を楽しむ方法です。飲み物や食べ物に混ぜたいのか、普段のお茶として淹れたいのか。毎日の使い方に合わせてお選びください。

根拠資料

1. Localization of mucilaginous polysaccharides in mulberry leaves(桑の葉の粘性多糖類) 2. The Rheological Behavior of Polysaccharides from Mulberry Leaves(抽出した桑の葉多糖類の粘性) 3. Beta-glucan from two sources of oat concentrates affect postprandial glycemia in relation to the level of viscosity(β-グルカンを用いたヒト試験) 4. 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」(腸内細菌との関係) 5. Effect of superfine grinding mulberry leaves (Morus alba Linn.) powder on biscuit properties(桑の葉粉末の水溶性・不溶性食物繊維の分析。検索で取得した出版社掲載情報を確認。本文全体は取得できていないため数値は掲載しない)