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桑の葉にはどんな栄養がある?

公開日:2026/08/18 更新日:2026/10/04
桑の葉というと、健康茶として知られていますが、実はさまざまな栄養成分や植物由来成分を含む「緑の葉」そのものです。 研究では、桑の葉から、 ● カルシウム ● 鉄 ● β-カロテン ● たんぱく質 ● 繊維質 ● ポリフェノール ● DNJ などが確認されています。 桑の葉の魅力は、特定の一成分だけではありません。 ミネラルや植物由来成分など、さまざまな成分を一つの葉に含んでいることが特徴です。 ここでは、桑の葉に含まれる主な栄養・成分と、それぞれの一般的な働きを分かりやすくご紹介します。

桑の葉の栄養とは

複数品種の乾燥桑葉を分析した研究では、100g当たり次のような成分値が報告されています。

桑の葉に含まれる主な成分

■ カルシウム 乾燥桑葉100gあたり、約787~2,227mgのカルシウムが報告されています。カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。 ■ 鉄 乾燥桑葉100gあたり、19.00~35.72mgの鉄が報告されています。鉄は、赤血球のヘモグロビンを構成するために必要なミネラルです。 ■ β-カロテン 乾燥桑葉100gあたり、8,438~13,125μgのβ-カロテンが報告されています。緑黄色野菜にも含まれる、植物由来の成分です。 ■ たんぱく質 乾燥桑葉には、15.31~30.91%の粗たんぱく質が含まれるという報告があります。植物の葉として見ると、たんぱく質も含んでいることが分かります。 ■ 食物繊維・繊維質 繊維質の指標の一つであるNDFは、27.60~36.66%と報告されています。特に桑の葉をそのまま粉末にした商品では、葉に含まれる繊維質も一緒に摂取できます。 ※NDFは、食品表示でいう「食物繊維」と同じものではありません。 ■ 桑の葉特有のDNJ 桑の葉を特徴づける成分の一つが、**DNJ(1-デオキシノジリマイシン)**です。糖に似た構造を持つ、桑の葉に特徴的な植物由来成分として研究されています。 ■ ポリフェノール 桑の葉には、クロロゲン酸やルチンなどのポリフェノール類も含まれています。DNJだけでなく、さまざまな植物由来成分を含んでいるのが桑の葉の特徴です。

100gあたりの数字だけで判断しない

健康食品では、「○○の何倍」という表現を見かけることがあります。 乾燥桑葉も、100gあたりで見るとカルシウムや鉄、β-カロテンなどが多く含まれています。 ただし、桑の葉粉末を一度に100g摂るわけではありません。 例えば、研究値を1gあたりに単純換算すると、カルシウムは約7.9~22.3mg、鉄は約0.19~0.36mg、β-カロテンは約84~131μgとなります。 つまり、100gあたりの大きな数字だけで判断するのではなく、実際に摂取する量で考えることが大切です。 桑の葉の魅力は、一つの成分を大量に摂ることではなく、カルシウムや鉄、β-カロテン、DNJ、ポリフェノールなど、さまざまな成分を含む植物の葉を、毎日の食生活に取り入れられることにあります。 ※1gあたりの数値は研究値を単純に100分の1にした参考値であり、当店商品の分析値ではありません。

粉末とティーバッグ

桑の葉の栄養を考えるときには、粉末とティーバッグの違いも重要です。 ■ ティーバッグ 桑の葉をお湯で抽出し、水に抽出された成分を飲む方法です。 飲み終わった桑の葉は茶殻として残ります。 ■ 粉末 桑の葉そのものを細かく粉砕し、葉を丸ごと飲む方法です。 そのため、繊維質など葉そのものに含まれているものを摂るという意味では、粉末に特徴があります。 一方、DNJのように水へ抽出される成分もあります。 したがって、 葉を丸ごと摂りたいなら粉末 お茶として手軽に続けたいならティーバッグ と考えると分かりやすいでしょう。

青汁素材としての魅力

桑の葉は「健康茶」としてだけでなく、青汁の原料としても利用されています。 その理由は、桑の葉が、 ■ ミネラル ■ カロテノイド ■ 繊維質 ■ たんぱく質 ■ ポリフェノール ■ DNJ など、さまざまな成分を含む緑色の葉そのものだからです。 特に粉末タイプでは、茶殻として葉を残さず、そのまま摂ることができます。 桑の葉を、 「お茶」だけではなく「葉を丸ごと使った青汁素材」 として見ると、その特徴がより分かりやすくなります。

栄養の働きを整理

桑の葉に含まれる主な成分について、一般的な働きを整理すると次のようになります。 カルシウム 骨や歯の形成に必要な栄養素です。 鉄 赤血球のヘモグロビンを構成するために必要なミネラルです。 繊維質 桑の葉そのものに含まれる植物由来の繊維です。粉末なら葉ごと摂ることができます。 DNJ 桑の葉を特徴づける成分の一つで、糖質の消化に関わる酵素との関係が研究されています。 ポリフェノール類 桑の葉にはクロロゲン酸やルチンなど、複数の植物由来成分が確認されています。 大切なのは、 「ある栄養素が含まれていること」と「少量摂取すれば、その栄養素の働きを十分に得られること」は同じではない ということです。 毎日の食事全体のバランスを基本として、桑の葉を一つの植物食品として取り入れてください。

山麓園の桑の葉

山麓園では、熊本県産の桑の葉を使用した、 ■ 桑の葉茶ティーバッグ ■ 桑の葉パウダー の2種類をご用意しています。 桑の葉パウダーは、熊本県産桑の葉を100%使用。 自社工場の気流式粉砕設備で細かく粉砕し、葉を丸ごと摂りやすい、きめ細かなパウダーに仕上げています。 ティーバッグは、お湯を注いで普通のお茶のようにお楽しみいただけます。 「丸ごと摂りたい」 「毎日の食事のお茶として続けたい」 など、生活スタイルに合わせてお選びください。

よくある質問

■ 特徴的な成分は? 桑の葉にはカルシウム、鉄、β-カロテン、繊維質などが含まれています。 また、桑の葉を特徴づける植物由来成分としてDNJが知られています。 ■ 野菜代わりになる? 桑の葉にもさまざまな成分が含まれていますが、桑の葉だけで野菜に含まれるすべての栄養を補えるわけではありません。 毎日の食事を基本としてご利用ください。 ■ 粉末とTBどちら? 葉に含まれる繊維質まで丸ごと摂りたい場合には粉末タイプが向いています。 普通のお茶のように飲みやすく、毎日続けやすいものを求める場合にはティーバッグが便利です。

まとめ

桑の葉は、特定の一成分だけが特徴の植物ではありません。 カルシウム、鉄、β-カロテン、繊維質、たんぱく質、ポリフェノールなど、さまざまな成分を含んでいます。 さらに、桑の葉を特徴づけるDNJという成分も研究されています。 つまり桑の葉には、「葉物植物としての栄養」と、 「桑の葉ならではの植物由来成分」という二つの側面があります。 粉末なら桑の葉そのものを丸ごと。 ティーバッグなら、お茶として手軽に。 桑の葉の特徴を知り、ご自身の生活スタイルに合った方法でお楽しみください。