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クロレラとは?小さな緑の生命の歴史

公開日:2026/09/14 更新日:2026/09/25
クロレラは、淡水域などに生息する緑藻類の一種です。肉眼では見ることができないほど小さな単細胞の生物で、太陽の光を受け、光合成を行いながら成長します。種類によって差はありますが、多くは直径数マイクロメートルほどの球形または楕円形をしています。 「Chlorella」という名前は、ギリシャ語で緑を意味する「chloros」と、小さいことを表すラテン語の接尾語「-ella」を組み合わせて名付けられました。その名のとおり、丸くて小さな緑色の姿をしています。 ※1マイクロメートル(µm)は、1ミリメートルの1,000分の1です。

クロレラが発見されたのは1890年

クロレラが初めて発見・命名されたのは、1890年。オランダの微生物学者マルティヌス・ウィレム・ベイエリンク博士が、淡水から分離した「Chlorella vulgaris(クロレラ・ブルガリス)」を報告しました。これが、クロレラ研究の始まりとされています。 顕微鏡でなければ見ることができないほど小さなクロレラですが、一つひとつの細胞の中には葉緑体があり、光合成を行っています。この小さな生命は、その後、光合成や細胞の増殖を調べる研究材料として、世界中で研究されるようになりました。

食料資源として注目されたクロレラ

クロレラへの関心が特に高まったのは、第二次世界大戦後の1940年代後半から1950年代にかけてです。当時、世界的な人口増加による食料不足が心配されるなか、光合成によって成長し、たんぱく質などを含むクロレラは、新しい食料資源の候補として注目されました。 一方で、クロレラを大量に安定して培養し、収穫・加工するには、設備と技術が必要です。その後も研究と技術開発が積み重ねられ、現在では粒や粉末などの健康食品をはじめ、飼料や環境分野など、さまざまな用途で研究・利用されています。

小さな一粒に秘められた、自然の力

クロレラの大きな特徴は、太陽の光を受けて光合成を行うこと。あの濃い緑色は、光合成に欠かせない緑色の色素「クロロフィル」によるものです。クロレラは、このクロロフィルをはじめ、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな成分を含んでいます。 長い歴史を持つ小さなクロレラが、どのように育ち、どのような成分を含んでいるのか。知れば知るほど、その小さな姿の中に、光を受けて育つ自然の仕組みと生命の豊かさが見えてきます。 ※含まれる成分や量は、品種・培養条件・収穫時期・製法・商品によって異なります。各商品の原材料名・栄養成分表示をご確認ください。

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