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おくみどりとは?煎茶・抹茶の特徴と茶商が伝える選び方

公開日:2026/10/01 更新日:2026/10/01

おくみどり(Okumidori)とは?

おくみどりは、煎茶にも抹茶にも使われるお茶の品種です。茶商の間でも評価が高く、遅い時期に新芽を摘む「晩生(おくて)品種」の代表的な一つとして知られています。 「どんな味?」「煎茶と抹茶では何が違う?」という方へ、山麓園が実際にお茶を扱い、抹茶原料づくりに関わる中で感じている特徴と、選ぶときのポイントをご紹介します。

茶商にも人気の品種

山麓園が相場を見ている中でも、おくみどりは買い手の評価が高いと感じる品種です。八女の抹茶原料では、いったん下がってきた相場が、おくみどりが出てくると再び上がるように感じることがあります。 また近年は、煎茶不足の中で、以前は安値になりがちだった晩生品種にも良い値段が付くようになったと感じます。おくみどりも、価格面で評価が高まっている品種の一つです。 これらは茶商としての実感です。価格だけで味の良し悪しは決まらないため、購入するときは商品の特徴も合わせて確認しましょう。

煎茶と抹茶で異なる色合い

山麓園の見てきた範囲では、おくみどりは抹茶にすると良い色が出ると感じます。一方、煎茶としての色合いは、さえみどりなど、ほかの品種の方が良いと感じる場合もあります。 同じ品種でも、煎茶と抹茶では持ち味の表れ方が異なります。「おくみどりなら、どの商品も同じ色」と考えず、商品ごとの写真や説明を参考にしてください。 色合いは選ぶ楽しみの一つですが、香りや味も合わせて選ぶことが大切です。

味は品種名だけで決まらない

おくみどりを選ぶ際に、山麓園が気を付けているのが「えぐみ」です。実際に扱ったお茶の中には、一番茶でもえぐみを感じるものがありました。 だからといって、おくみどり全体がえぐいということではありません。同じ品種でも、収穫時期や栽培、製造の条件によって仕上がりは変わります。 「一番茶」「おくみどり」という表示に加え、旨味・苦味・香りなど、商品ごとの味の説明も確認すると、自分の好みに合うお茶を選びやすくなります。

原料づくりで感じた摘み時

山麓園では、二番茶で有機の抹茶原料づくりに取り組んだ際、梅雨の雨で予定どおりに収穫できず、摘採が遅れたことがありました。そのときの原料は、非常にえぐみが強い仕上がりでした。 この経験から、おくみどりは摘むタイミングにも注意が必要だと感じています。ただし、一度の経験だけでえぐみの原因を断定することはできません。 品種の評判だけでなく、できあがったお茶の味を確かめること。その大切さを感じた経験です。

飲み方に合わせて選ぶ

急須で楽しむ煎茶は、香りや旨味、渋味のバランスについての商品説明を参考に選びましょう。おくみどりそのものを味わいたい方は、単一品種の商品か、ほかの品種とのブレンドかも確認してください。 抹茶は、そのまま点てて飲むのか、ラテやお菓子に使うのかを先に決めると選びやすくなります。飲用なら旨味や香り、ラテならミルクと合わせたときの味についての説明が参考になります。 初めてなら、使い切りやすい少量から試すのもおすすめです。

山麓園の熊本抹茶を選ぶ

品種による違いに興味を持った方は、山麓園の熊本抹茶もご覧ください。 商品ページでは、品種を配合した抹茶や、単一品種の有機抹茶などをご紹介しています。薄茶として楽しみたい方、ラテや製菓にも使いたい方など、用途に合わせて選べます。 おくみどりを指定してお探しの場合は、購入前に各商品の品種表示をご確認ください。下で紹介する熊本抹茶シリーズは、おくみどり限定の商品ではありません。

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