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松葉茶はティーバッグとパウダーどっち?違いを比較

公開日:2026/08/23 更新日:2026/08/23
松葉茶には、「お湯で抽出して飲むティーバッグタイプ」と、「松葉を細かく粉砕したパウダータイプ」があります。 「原料を丸ごと摂れるなら、パウダーの方がよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 山麓園でもパウダータイプの商品化を検討しましたが、現在販売している松葉茶は、ティーバッグタイプのみです。 実際の原料の松葉、口当たり、味、水色などを考えると、毎日のお茶としてはティーバッグの方が飲みやすいと考えているためです。

結論はティーバッグ

山麓園では、松葉茶を日常のお茶として飲むなら、ティーバッグタイプをおすすめしています。 ティーバッグは、枝や軸などが袋の中に残るため、口当たりがすっきりして飲みやすく、味も比較的穏やかです。水色も比較的澄んでおり、沈殿も起こりにくいのが特徴です。 一方、パウダーは原料を丸ごと摂れるという特徴があります。ただし、枝や軸なども一緒に飲むため、ざらつきを感じたり、味が強く感じられたり、水に溶かすと濁りや沈殿が生じやすくなります。 こうした違いを踏まえると、「原料を丸ごと摂れること」と「お茶として飲みやすいこと」は、必ずしも同じではありません。

松葉には枝や軸も

実際の松葉茶の原料を見ると、細長い松葉だけではありません。 細かな枝や、硬い軸のような部分も含まれています。 ティーバッグなら、お湯で抽出した後、これらの原料は袋の中に残ります。 しかしパウダーの場合は、松葉だけでなく枝や軸まで粉砕して一緒に飲むことになります。

パウダーはざらつく

松葉や枝、軸は比較的硬い原料です。 そのため粉末にすると、細かく粉砕しても植物繊維によるざらつきを感じやすくなります。 山麓園でも松葉パウダーの商品化を検討しましたが、実際にお客様が飲まれることを考えると、 「松の枝や硬い軸まで粉末にして飲む必要があるのだろうか」 という点が気になりました。 原料を丸ごと摂ることを目的にする場合には、パウダーという選択肢もありますが、日常のお茶としてはティーバッグの方が自然だと考えています。

味や色も違います

ティーバッグの松葉茶は、お湯で松葉の香りや味を抽出します。 そのため、松葉らしい風味を感じながらも比較的すっきりと飲めます。 一方、パウダーは松葉そのものを口にするため、植物らしい風味や青っぽさも強く感じやすくなります。 また、植物繊維まで水の中に入るため、水色が濁りやすく、時間が経つと沈殿しやすいという特徴もあります。 見た目も含めて比較すると、山麓園ではティーバッグの方が「お茶」として飲みやすいと判断しました。

丸ごと摂るメリット

パウダーのメリットは、原料そのものを摂れることです。 これはティーバッグにはない特徴です。 ただし、松葉の場合は、柔らかい葉だけを粉末にする商品とは少し事情が異なります。枝や硬い軸、植物繊維なども一緒に摂ることになります。 そのため山麓園では、「何でもパウダーにすればよい」のではなく、原料に合った飲み方を選ぶことが大切だと考えています。

山麓園が選んだ理由

山麓園が現在、松葉茶のパウダータイプを販売していない主な理由は次の通りです。 ・枝や硬い軸まで粉砕することになる ・口当たりにざらつきを感じやすい ・松葉の風味が強くなりやすい ・水色が濁りやすい ・時間が経つと沈殿しやすい パウダーを作れないから販売していないのではありません。 実際に商品化を検討したうえで、松葉茶にはティーバッグの方が適していると判断しました。 毎日飲む健康茶だからこそ、「丸ごと摂れるか」だけではなく、お客様にとって飲みやすいかどうか、続けやすいかどうかも、大切にしています。

ティーバッグへのこだわり

山麓園では、松葉茶を三角テトラ型・タグなしタイプのティーバッグにしています。 三角型は袋の中に空間ができやすく、お湯の中で原料が広がりやすい形です。原料がしっかりと広がることで、お茶の成分や風味が抽出されやすくなります。また、糸や紙タグが付いていないため、カップだけでなく、急須やポットでも使いやすくなっています。 ティーバッグの素材について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

まとめ

松葉茶のパウダーには、原料を丸ごと摂れるという特徴があります。 その一方で松葉の場合、枝や硬い軸も含まれるため、粉末にするとざらつきや強い風味、濁りや沈殿が気になります。 山麓園では実際にパウダーの商品化も検討しましたが、 「松葉を丸ごと食べること」よりも、お客様が「松葉茶としておいしく、無理なく続けられること」 を重視しました。 そのため、現在は三角テトラ型・タグなしのティーバッグタイプのみを販売しています。