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ペットの骨壷の湿気・カビ対策|乾燥剤の選び方と、ふた・置き場所

公開日:2026/09/28 更新日:2026/10/14
大切なうちの子のお骨を、おうちでそばに置いておく。 そのとき、多くの方が気になるのが「湿気やカビは大丈夫?」ということです。 骨壷のカビ防止でいちばん大切なのは、骨壷の中に湿気をためないこと。おうちでできることは、大きく分けて3つです。 ●ふた:湿気が入りにくい、しっかり閉まるふたか ●置き場所:湿気がこもりにくい場所か ●中に入れるもの:乾燥剤や、調湿オブジェ ひとつずつ、見ていきましょう。

骨壷にカビが生えやすいのは、どんなとき?

カビは、気温20〜35℃ほど・湿度60%以上で増えやすく、湿度が80%を超えると、増えるスピードが速くなるといわれています。 日本では、とくにこんな時期に気をつけたいところです。 ●梅雨から夏:湿度の高い日が続きます ●冬:暖かいお部屋と、冷えた窓や壁との温度差で、結露が起きやすくなります とはいえ、エアコンを使って、人が快適に過ごせるお部屋なら、心配しすぎなくてよいことが多いです。気をつけたいのは、湿気がこもりやすい場所と季節。そこを少し意識するだけで、骨壷の中を乾いた状態に保ちやすくなります。

まずは、ふたの密閉を確かめる

骨壷の湿気対策で、まず確かめたいのが、ふたのつくりです。 火葬場でお骨を納める白い骨壷のふたは、上からかぶせるつくりで、密閉するためのものではありません。そのままでも保管はできますが、湿気の多い季節が気になる方は、ふたの閉まり方にも目を向けてみてください。 docco の「しっぽの骨壷」は、ふたに、密閉性を高めるシリコンパッキンが付いた陶器の骨壷です。上にのせるだけのふたにくらべて湿気が入りにくく、不意に開きにくいので、普段のお手入れのときも、万一のときも安心です。 大きさは2寸から5寸まで。どのサイズも、同じパッキン付きのふたです。

置き場所で気をつけること

同じおうちの中でも、湿気のこもりやすさは場所によって変わります。 ●おすすめ:風通しのよい、いつも過ごすお部屋の棚の上など ●避けたい:直射日光の当たる所、暖房や加湿器のそば、結露しやすい窓辺、洗面所やキッチンなどの水まわり、閉めきった押し入れ いつも目にする場所に置いておくと、骨壷の様子や、お部屋の湿気の変化にも気づきやすくなります。そばで見守れることも、おうちで供養するよさのひとつです。

骨壷に入れる乾燥剤の選び方

骨壷の中に乾燥剤を入れておくのも、手軽にできる湿気対策です。よく使われるのは、シリカゲルです。 ●食品用の小袋(シリカゲル A型) お菓子などに入っている、乾いた状態を保つためのタイプです。湿度が低くても、よく湿気を吸います。 ●くり返し使えるタイプ(シリカゲル B型) 押し入れ用などに多いタイプです。湿気が多いときに吸い、乾いてくると吐き出して、湿度をととのえます。 ●石灰の乾燥剤は、おすすめしません お菓子などの袋に入っていることがある石灰乾燥剤(生石灰)は、シリカゲルとは別のものです。湿気を吸うとふくらみ、水にふれると熱を持つことがあるので、骨壷に入れるのはおすすめしません。 シリカゲルは、粒の色が変わるタイプを選ぶと、取り替えどきがひと目で分かります。入れる量に決まりはありません。中身がこぼれないよう小袋のまま、お骨の上にそっと置いてください。電子レンジなどで乾かしてくり返し使えるかは製品によって違うので、袋の表示を確かめてください。

調湿オブジェを添える

「おこつのお守り」は、骨壷の中に、お骨と一緒にそっと入れておく、小さな焼き物のお守りです。 素材は、調湿作用のある特許取得済みの多孔質セラミックス。まわりの湿気に応じて調湿する素材で、骨壷の湿気を和らげる一助になります。 ●大きさ:横幅 約55mm・高さ 約35mm・厚み 約10mm。しっぽの骨壷なら、2寸から5寸まで、どのサイズにも入ります。ほかの骨壷でも、口の内側が6cmほどあれば入ります ●使い方:ふたを開けて、お骨の上にそっと置くだけです。ふたの上に飾ることもできます ●おなまえ:6文字まで刻印できます(ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字) 湿気やカビを完全に取りのぞくものではないので、気になるときは乾燥剤と一緒に使うと、いっそう安心です。

湿気・カビのよくある質問

Q. 火葬場の骨壷のままでも大丈夫ですか? A. そのまま置いておくこともできます。ただ、火葬場の白い骨壷のふたは、かぶせるだけで密閉するつくりではありません。湿気の多い季節が気になるときは、乾燥剤を入れる、ふたがしっかり閉まる骨壷に移すといった方法があります。 Q. 乾燥剤と、おこつのお守りは一緒に使えますか? A. はい、一緒にお使いいただけます。湿気やカビがより気になる季節は、シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に入れておくと安心です。 Q. どのくらいで見直せばいいですか? A. 乾燥剤は、色が変わるタイプなら、色を見て取り替えます。おこつのお守りは、季節の変わり目にふたを開けて、骨壷に風を通すついでに様子を見てください。湿気の多い時期のあとは、風通りのいい場所で乾かしてあげると安心です。 Q. もし、カビが生えてしまったら? A. まずはふたを開けて、湿気の少ない、風の通る場所に置いてください。季節やお部屋によって変わるので、数時間から数日、様子を見ながら乾かします。しばらく置いても変わらないときは、ペットの火葬や供養をお願いしたところなど、専門の方に相談すると安心です。
骨壷の湿気は、毎日気にしなくても大丈夫です。季節の変わり目に、ふたを開けて様子を見る。そのくらいの気持ちで、うちの子とのこれからの時間を大切にしてください。