2023.3.21
SUZUKOUBOU店長のすずあつです。
今回、『犬は身体で伝える』ことについてお話したいと思います。
皆さま、犬は「ボディランゲージ」で意思を伝え合う生き物だという事は、ご存知ですよね?
犬は、人間のように『言葉』というコミュニケーションツールが無い代わりに、身体全体を使って会話をしています。
耳や尻尾、口など身体の各パーツの状態も含め、身体の向きや力の入れ方(硬さ・柔らかさ)や動きなど、身体全体を使って自分の意思を伝えていくわけです。
ですので、犬同士は出会った時に、相手が発しているボディランゲージで相手の心理を読み、都度対応していきますが、そうは言っても「なんかワチャワチャしてるお前なんかノーサンキューじゃー」と思っている犬に、「でもこっちは興味あるんじゃー」と言ってガンガン近づいていっちゃう空気が読めない犬もいるわけで(笑)、そこは飼い主がそこを先回りして、相手に対応してあげられるのがベストかなと思います。
では、どういった犬の状態があまり良くない状態なのか、喧嘩の導火線に火が付いてしまうのか、そこ!知りたいところですよね〜。
「犬の良くない心理状態」様々なパターンがあるのですが、まずは最も代表的なイケてない状態のものを、分かりやすく画像にしてみました。
よく尻尾を振っていると「あら、嬉しいのね〜♡」と勘違いされる方も、まだまだ多くいらっしゃいますが、犬は嬉しくても怒っていても尻尾を振ります。
つまり、その時の興奮状態を尻尾で表現しますので、「尻尾を振っているからうちの子と仲良くしたいんだわ〜」なんて思って我が子を近付けると、痛い目に合う事もあります。
↑の画像のような状態では、例えひと声も発さずじっと動かず、パッと見ただ静か〜に佇んでいるだけのように見えても、実は内ではフツフツとマグマが噴出しつつある心理状態にあるということなのです。
また、この身体のどこもかしこも「立てている」というのは、つまりパーツを立てたり広げたりして自分を大きく見せたい=イコール「自分をより強く見せたい」、つまりは「男気見せちゃる!」という臨戦態勢の気持ちの表れなのです。
この状態では、犬任せに触れ合わせると喧嘩に発展するという、まさに「導火線」に火が付いているかなり危険な状態です。ひと言で言うと「やるんか、こらぁあ!喧嘩上等!!」です。
既にこの状態になっている犬を、落ち着いた心理に戻すのはかなり難しいので、我が子がこうなっていたら、即時撤収がおススメです!
飼い主がくるっと方向転換をして行き先を変えたり、もしくはどう見ても相手の犬の方が強そうだったら(笑)、その場から親子でとっとと「逃走」するといったリスクヘッジが有効です。
また、これ以上犬に余計な刺激を与えないように、その場で急に全力でリードを引っ張ったり(リードで強く引かれたことにより、その瞬間次のスイッチが入る子もいます)、「行くよ!」などと大声で犬を促したり、「ひょえ〜〜マズイぃぃぃ!!」などと飼い主がパニックにならないように心掛けて下さい。
人間の心理はすぐに犬に伝播しますので、とにかく落ち着いて冷静に凪って対処することが大切です。
また、お散歩時に特に他の犬や気になりそうなものなども見当たらないのに、↑のイケてない状態で我が子がチンピラみたいに歩いてるとしたら、それはもう既に興奮状態、つまりやっちゃる相手を探しながらだったり、何かしらの獲物を探して歩くような、『ハンターモード』のお散歩に入ってしまっているという事です。
こんな場合は、その犬の中で「お散歩=獲物探し」になってしまっている場合が多いので、お散歩に出る前からココをしっかり訂正していく必要があります。
では、逆に犬がリラックスしたゆったりとした心持ちの場合のボディランゲージはというと、↓↓↓こんな感じです。
耳の向きや位置、尻尾の角度、口角など色々ありますが、分かりやすくひと言で言ってしまうと、「頭から尻尾までが水平に低めに保たれている」状態です(※もちろん犬種によって差異はあります)。
頭も下げ気味で、背中にも力が入ってない、そして頭から尻尾までが水平以下の位置に保たれ、尻尾はゆったり左右に動いている。また人間と一緒で、犬ものんびりしている時は口元がへら〜〜っとゆるみ、えへへ〜♪とチョロッと舌が覗いていたりします。
こんな状態の時は、犬もリラックスしている心理状態ですので、安心してこちらも「平和だ〜♪」とお散歩を楽しめます。ただ、犬が何かを見つけて興奮スイッチが入るのは、ほんの「一瞬」」のことです。
こちらが、あっと気が付いた時には「時すでに遅し・・・」という場合もありますので、お散歩中は考え事などして犬から目を離すことの無いよう、常に我が子をしっかり見守ってあげて下さいね。
犬は、ただ普通に歩いている時も、色々身体でおしゃべりをしながら歩いています。
全部は無理としても、70%くらいその意味を分かってあげられると、犬も飼い主も断然散歩が楽で楽しいものになります。
犬の身体の使い方には、もっともっと様々なパターンがありますが、今回はお散歩中のお話にしてみました。
犬は私たちが気が付いていないだけで、様々な気持ちを身体で伝えています。ぜひ、我が子が何を感じて、どう思っているのか、毎日観察してみて下さい。
犬を観察することを習慣化していくと、それだけで色々な事が見えてきますし、自分の気持ちを分かってくれていると犬が分かると、ワンズから確実に信頼を得ることができます!
「なんだ〜、うちのおかあしゃん、ああ見えて結構分かってるじゃない!」と株が上がること間違いなしです。ぜひ我が子の信頼を勝ち得るためにも、一緒にコツコツ勉強していきましょう!