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ソフィア
トピックス
【オス犬の病気③:オス犬の去勢は必要?メリット・デメリット】
ソフィア
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【オス犬の病気③:オス犬の去勢は必要?メリット・デメリット】
【オス犬の病気③:オス犬の去勢は必要?メリット・デメリット】
公開日:2025/08/14 更新日:2026/06/09
パートナーが健康であるように・・No97
最近オス犬の「去勢」、メス犬の「避妊」について、「獣医さんで強く勧められるのだがどうしたものか?」というお問い合わせが後を絶ちません。 去勢については病気ではありませんが、オス犬を飼っている飼い主さまにとっては「するべきか、するべきでないか?」をまず考えることかと思います。 今回はオス犬の「去勢」に的を絞ってお話ししようと思います。
■獣医さんが去勢を勧める理由
①去勢をしたら、長生きをする。 ②発ガン率が低下する。 ③早期に去勢をしないと凶暴になる。 ④室内で足を上げ、何処にでも排尿する=マーキング。 ⑤散歩中に発情中のメス犬と交尾をする。 ⑥飼い主の足や手を使って、交尾の真似をする。 ⑦早期にすると、子犬の性格のままで可愛らしい。 以上のようなことを、「去勢」を積極的に勧める獣医さんは、飼い主様にお話しされているようです。 さて、ここでしっかりと皆さんと把握をしておきたいのは、「去勢」をするということは、男性ホルモンをカットするという意味と同じです。 身体の中ではオス犬でも女性ホルモンも、微量ではありますが作っていますので、つまり去勢をするということは、「女性化・メス化」するということになります。 では、家畜動物は去勢の対象になりやすいのですが、その理由を書いておきます。
■家畜動物を去勢する目的
①肥満性の向上と肉質の改善・・ 100%牛・豚は去勢をする。それはメス化させることで、「筋肉質」から「脂肪体質」に変化する。つまり霜降りの、脂ののった美味しい肉にするため。 ②性格を温和にする・・ メス化することで縄張り意識や攻撃性を緩和し、温和になる。馬の場合も競走馬と種馬以外、法律で100%去勢を義務づけられている。 ③集団飼育を容易にする・・ 牛や馬・豚などを集団で飼育するのに容易である。 ④改良目的に適さないものを除去できる ⑤外飼いの猫の場合は猫エイズ、猫白血病の予防になる 次に、「去勢」によるデメリットの部分を書き出しておきます。
■去勢のデメリット
①肥満する・・ メス化することで、脂肪体質になり肥満する。肥満は万病の元といわれ、心臓病、肝臓病、関節炎など、多くの病気の遠因になる。 ②ホルモン性の皮膚病になる。 ③(早期去勢の場合)尿道結石になりやすい・・ 第2次性徴(生後8ヶ月前後)を待たずに去勢をした場合、陰茎の発達が止まり、それに伴って尿管が未発達になる。尿道が狭いので、結石が詰まりやすくなる。 以上のようなデメリットが考えられます。
■去勢を考えても良いようなケース
①オスメス共同飼いで、子どもを産ませたくない場合・・メスの避妊(インプラント=埋め込み型ピル)も考えられる。 ②前立腺炎、前立腺ガン、肛門腺周囲腺腫(ガン)、セルトリー細胞腫(良性腫瘍)になった場合 ③会陰ヘルニアの治療の一環として・・肛門周囲がふくれて、腸が出てくる(脱腸)病気。 ④性行動の抑制として *前立腺肥大という症状がありますが、これは9歳以上のオス犬であれば概ね肥大するものです。ですから肥大だからといって、即去勢ということはありません。
関連記事:「前立腺の病気」
■最後に-判断に迷ったら-
「獣医さんが去勢を勧める理由」の中で、④と⑥に関しては、家庭犬なのですから、正しい「躾」をすることで、そういうことをしないようにもっていきたいものです。 ⑤のことは、生理中のメス犬は飼い主さんが気を付けているものですから、本来大丈夫なはずです。 ③の去勢をしないと凶暴になると言われたら、オス犬の飼い主さまはみんな「そんなことはない!」と怒り出します。 凶暴になるような動物でしたら、こんなに人間に愛されません。 去勢をすればメス化するので温和になるのかも知れませんが、地のままの性格も決して否定されるようなものではないと思います。 わたくしが獣医学の勉強をしていた時に、先生に教えられたことで印象に残っているのが、「去勢のデメリット」の③の事柄です。 「第二次性徴に至らないうちに去勢をしてはいけません」と言われました。尿管が細いままでストップしてしまうと「尿道結石」のリスクが高まるので、生後すぐに去勢をすることは勧めませんという話しです。 これはかなり衝撃的で全く知らないことでした。 ペットショップで購入された飼い主さまはそのお店で、または最初の健康診断で去勢を勧められることが多かったのではないでしょうか? ストルバイトなどでお悩みの犬猫が多いのは、このことが原因かも知れません。 以上のような、「去勢」に関しての情報をお伝えします。 これをお読みになって、深く考えて、飼い主さまがご判断ください。
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【ソフィアのこだわり】&代表池田の自己紹介