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【オス犬の病気②:前立腺の病気】クプレラ:セミベジタリアン/ケルプ&ビタミン

公開日:2025/08/14 更新日:2026/04/08

【オス犬の病気②:前立腺の病気】

パートナーが健康であるように・・No96

最近立て続けに「前立腺の病気」でご相談がありましたので、事例をご紹介します。   二頭のオス犬が前立腺肥大の診断で去勢手術を受けました。 一頭は月に一度くらい血尿が混じることが心配され(=前立腺炎)、もう一頭は便秘でもないのにコロコロ便しか出ない(=前立腺肥大)ので手術をしたそうです。 オス犬は高齢犬になると、実に5割の犬が前立腺肥大になっていると言われています。 こんなことが続きましたので、今回はオス犬のための資料として、「前立腺の病気」を取り上げることにしました。

■前立腺

前立腺は卵形で、オスの膀胱の後ろに尿道をとりまくようについています。 精液の重要な成分である前立腺液をだし、精液をアルカリ性にします。 男性ホルモンは前立腺で95%、副腎で残り5%作られるといわれています。

■前立腺の病気の一般的な症状

①排尿困難・・ 排泄しようと思ってもなかなか出ない、出終わるまでに時間がかかるという状態のことを指します。犬ではシャーと出ないで、ピュッピュッという出方をする場合もあります。 これは尿道の周囲を取り巻いている前立腺にトラブルが起こっていることが関係しています。多くは肥大化による、尿道の圧迫によります。 ②排便困難・・ 尿道ほどではありませんが、肥大化すると腸までも圧迫されることになり、便が出づらくなることがあります。コロコロ便等。 ③血尿・・ 前立腺に細菌による感染がある場合、尿が濁ったり血が混じることもあります。急性の場合は発熱や嘔吐、食欲不振もあります。 ④肥大化・・ 人間と犬だけに見られるのが前立腺肥大です。診断方法として、肛門から指をいれ触診する方法とX線や超音波で見る方法とあります。

■獣医さんの治療

細菌感染がみられる場合は「抗生物質」の投与、肥大化している場合、前立腺自身を摘出する場合と去勢(睾丸の摘出)手術による方法があります。 前立腺の手術は難しいので、多くは後者を選択します。睾丸をとると、前立腺は萎縮します。 しかし、小さくならない時は前立腺のガンが推測されます。他にはホルモン療法を行う場合もあります。 ※前立腺が萎縮することにより、圧迫されていた尿道・腸が開放され便通や小便の通りが確かに良くなります。

■前立腺炎

病態・・前立腺の炎症で急性と慢性がある。 症状・・排尿痛、頻尿、残尿感、排尿困難、腫れ、膿尿、細菌尿、発熱など 原因・・主に大腸菌による感染を原因とし、免疫力が低下している時に発症しやすい。

■前立腺肥大

病態・・前立腺が肥大し、尿道を圧迫することにより排尿障害のさまざまな症状を引き起こす。 症状・・頻尿、残尿感、排尿力が弱い等を初期症状として、悪化による尿閉、完全尿閉にいたり、腎機能の低下を引き起こす。腫れも胡桃大から鶏卵大にまで大きくなる。 原因・・男性ホルモンの減少が原因といわれており、ダイオキシンの影響の可能性がある。高タンパク質・高脂肪・低ミネラル食を摂る人に発症しやすい。

■前立腺ガン

病態・・男性特有のガンで、日本では1960年と95年を比較すると約11倍も増えている。 症状・・直腸部の不快感や排尿困難、頻尿、残尿感等が主な症状で、進行するとガンが膀胱におよび浮腫や貧血の症状がでる。 原因・・男性ホルモンの過剰がガンの進行を促進する。高脂肪食を摂る人に多くみられるのは、脂肪分がホルモンバランスを崩すことに関係している。 ※犬の場合前立腺ガンは多くはありません(ゼロではありません)。

■栄養療法として

①高タンパク質・高脂肪食を控える・・ 動物性タンパク質(肉類)を控え、植物性のタンパク質を摂るようにします。 クプレラの「セミベジタリアンドッグ」は最適なフードです。 ②亜鉛・・ 体内で亜鉛がもっとも集中しているのが前立腺です。 前立腺において亜鉛は男性ホルモンの代謝に働いています。 亜鉛含有サプリメントとしては、クプレラ「ケルプ&ビタミン」となります。

■まとめ

前立腺が悪くなると、去勢という方法が一般的です。   重い症状などでは有効な手段かと思っています。しかし、何が何でも去勢ではないと考えています。 上記のような栄養療法をやってみて、去勢は最後の手段にされても良いのではないでしょうか。 とってしまうと、もう付けるわけにはいかないのですから。
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