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長野県飯田市「アンナプルナ」で13人発症

公開日:2026/09/04

長野県飯田市で黄色ブドウ球菌

2026/09/02 2026年9月2日、長野県は飯田市の飲食店「アンナプルナ」で黄色ブドウ球菌による食中毒が発生したと公表しました。 8月26日から29日に同店で調理・提供された食事を6グループ18人が喫食し、13人が嘔吐、下痢、腹痛などを発症しました。 行政検査では患者便、調理従事者便、食品から黄色ブドウ球菌が検出されました。 飯田保健所は同店を9月2日から4日まで3日間の営業停止処分としました。
【黄色ブドウ球菌について】 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)は、人や動物の皮膚や鼻の中に常在する細菌の一種で、食品衛生上重要な食中毒菌でもあります。この菌は、加熱しても分解されにくい「エンテロトキシン(毒素)」を産生し、食品中で増殖した場合に食中毒を引き起こすことがあります。 特に、手指や皮膚の傷口を介して食品に付着し、常温で長時間放置されたおにぎりや弁当、サンドイッチなどで発生例が多く見られます。 感染後は通常、食後1〜6時間以内に激しい嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れますが、重症化することはまれで、ほとんどは数日で回復します。ただし、体力の弱い高齢者や子どもでは注意が必要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 • 調理器具(まな板・包丁)を食材ごとに使い分け・消毒、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。 • 作った料理は早めに食べる・すぐ冷蔵庫へ • 手洗いの徹底: 食事の前やトイレの後など、こまめな手洗いを心掛けましょう。石鹸を使って流水で20秒以上しっかり洗いましょう。 • 環境の消毒: ドアノブや手すりなど、患者が触れた場所は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 食品の加熱: 食品は中心部まで十分に加熱調理しましょう。特に生食は避けましょう。 • 嘔吐物や便の処理: 次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 集団生活における対策: 施設などでは、こまめな換気や消毒を行いましょう。人が多い場所ではマスクを着用しましょう。