ようこそ 楽天市場へ

東京都八王子市の保育園で園児ら64人が発症、新種細菌を検出

公開日:2026/07/23

東京都八王子市の保育園で食中毒

2026/07/17 2026年7月17日、東京都は八王子市内の保育園で食中毒が発生したと発表しました。 八王子市保健所によると、症状を訴えたのは1歳から61歳までの64人です。 内訳は園児59人、調理従事者を含む職員5人でした。7月8日午前から10日夕方にかけて、下痢や腹痛などの症状が出ています。 園児1人が入院しましたが、その後退院し、他の患者も回復に向かっています。 保健所は、保育園が7月7日または8日に調理し提供した昼食もしくはおやつを原因と断定しました。 患者および給食の調理担当者を含む複数名の便から、大腸菌に似た細菌「エシェリキア・アルベルティイ」が検出されています。 東京都内でこの細菌による食中毒が確認されたのは初めてです。 保育園は7月10日から給食の提供を自粛していましたが、八王子市保健所は7月17日から3日間の営業停止(給食の供給停止)処分としました。
【エシェリキア・アルベルティイについて】 エシェリキア・アルベルティイ(学名: Escherichia albertii)は、大腸菌(Escherichia coli)に非常に近い近縁の細菌(病原菌)で、ヒトに激しい下痢や腹痛などの食中毒症状を引き起こす原因菌です。 1991年にバングラデシュで初めて発見され、2003年に新種として正式に命名されました。近年、日本国内でも本菌による集団食中毒の発生が複数報告されており、注目が高まっています。 【潜伏時間及び主な症状】 潜伏時間は、概ね12~24時間程度と考えられており、主な症状は水様性の下痢です。このほかに腹痛、発熱、吐き気などを伴うこともあります。 【主な原因食品】 これまでの食中毒事例等では、水、サラダ、鶏肉、弁当等が原因食品又は推定原因食品として報告されています。 【予防のポイント】 未解明な部分が多いものの、大腸菌に近い細菌であることから、以下のような基本的な食中毒対策を行うことが重要です。 ・生野菜は十分に洗う。 ・調理作業前、用便後は手洗いを十分に行い、消毒する。 ・調理の際は食品の中心部まで十分に加熱する。 ・調理済み食品や生鮮食品は室温放置を避け、速やかに冷却する。 ・使用後の調理器具はよく洗浄・消毒する。 ・殺菌されていない井戸水や沢水は、飲まない。