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愛知県名古屋市コストコ守山倉庫店の惣菜でO157食中毒・5人発症・子どもが重症

公開日:2026/06/16 更新日:2026/07/10

愛知県名古屋市で食中毒発生

2026/06/15 2026年6月15日、愛知県名古屋市守山区のコストコホールセール守山倉庫店で販売された惣菜「ハイローラー(B.L.T)」を食べた男女5人(10歳未満〜40代)が、腸管出血性大腸菌O157に感染しました。 5人全員の便からO157が検出され、名古屋市は食中毒と断定。同日付で惣菜コーナーへの業務禁止処分を実施しました。 患者5人のうち3人が入院し、10歳未満の男児1人が溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して重症化・入院中です。 HUSはO157感染の重大な合併症で、腎機能の急激な低下や神経障害を引き起こすことがあり、特に子どもに発症しやすいとされています。 O157はごく少量(100個以下)でも感染が成立し、潜伏期間は3〜8日。発症まで時間があるため、原因食品の特定が遅れやすい病原体です。 主な感染経路は加熱不十分な肉や、生肉からの交差汚染です。 飲食店や食品製造施設では、生肉と他の食材を扱う器具・手指を完全に分け、調理後は次亜塩素酸ナトリウム200ppmによる日常的な殺菌を徹底することが基本対策です。 高汚染が疑われる部位(嘔吐物・排泄物周辺等)には1000ppmで対応してください。子どもや高齢者が利用する施設では特に注意が必要です。
【腸管出血性大腸菌O157について】 腸管出血性大腸菌O157(EHEC O157)は、ベロ毒素と呼ばれる強い毒素を産生する細菌で、食中毒や感染症の原因となります。主な感染経路は、汚染された食品(特に加熱不十分な肉類、生野菜)や水、感染者との接触です。少量(100個以下)の菌でも感染し、潜伏期間は3〜7日程度です。 主な症状は、水様性下痢、激しい腹痛、血便などで、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし、腎不全や意識障害などの重篤な合併症を伴うことがあります。特に小児や高齢者は重症化しやすいため注意が必要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 予防には、肉の十分な加熱(中心温度75℃以上で1分以上)、調理器具の洗浄・消毒、手洗いの徹底が重要です。