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福山市の大学寮で学生・職員61人が食中毒症状、給食事業者を営業禁止処分

公開日:2025/12/13 更新日:2026/07/10

広島・福山市で大学寮集団食中毒

2025/12/12 広島県福山市内の大学寮で12月6日、寮の朝食や夕食を摂取した学生や職員の計61人が下痢や腹痛などの体調不良を訴えた。 症状を訴えたのは、照焼きミートボールやブロッコリーの和風スパゲッティなどの食事を食べた学生59人と職員2人で、全員軽症。調査の結果、複数の患者の便からウェルシュ菌が検出され、福山市保健所は集団食中毒と断定した。 これを受け、給食を提供していた大阪市の「魚国総本社」は、当面の間の営業禁止処分となった。
【ウエルシュ菌について】 ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)は、土壌や動物、人の腸内などに広く存在する細菌で、食中毒の原因菌の一つです。 主に大量調理された食品(カレー、煮物、肉料理など)を常温で長時間放置した際に増殖しやすく、加熱後に冷ます過程で菌が増殖し、体内で毒素を産生して下痢や腹痛を引き起こします。 潜伏期間は6〜18時間で、発熱はほとんどなく、1~2日で回復することが多いです。予防には、調理後の迅速な冷却と冷蔵保存、再加熱の徹底が重要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 • 調理器具(まな板・包丁)を食材ごとに使い分け・消毒、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。 • 作った料理は早めに食べる・すぐ冷蔵庫へ • 手洗いの徹底: 食事の前やトイレの後など、こまめな手洗いを心掛けましょう。石鹸を使って流水で20秒以上しっかり洗いましょう。 • 環境の消毒: ドアノブや手すりなど、患者が触れた場所は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 食品の加熱: 食品は中心部まで十分に加熱調理しましょう。特に生食は避けましょう。 • 嘔吐物や便の処理: 次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 集団生活における対策: 施設などでは、こまめな換気や消毒を行いましょう。人が多い場所ではマスクを着用しましょう。