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沖縄県糸満市「優美堂」で修学旅行生ら170人に症状、O157検出

公開日:2025/10/30 更新日:2026/07/10

沖縄県 糸満市 レストラン食中毒

2025/10/29 沖縄県糸満市のレストラン「優美堂」を10月14日から18日にかけて利用した、東京都、神奈川県川崎市、山形市、長野市の修学旅行生および引率者ら約860人のうち、少なくとも170人が腹痛や下痢、血便などの症状を訴えた。 沖縄県が10月29日に発表し、このうち68人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたことから、県は食中毒と断定した。 30人が入院したが、いずれも重症ではない。原因となった食材は現在調査中だが、店舗では加熱処理に関する記録が残されていない食品があるなど、衛生管理上の不備が確認された。 これを受け、県は同店舗に対し営業禁止処分を出した。 症状は帰宅後に発現した例も多く、関係自治体と連携して詳細な調査が続けられている。
【腸管出血性大腸菌O157について】 腸管出血性大腸菌O157(EHEC O157)は、ベロ毒素と呼ばれる強い毒素を産生する細菌で、食中毒や感染症の原因となります。主な感染経路は、汚染された食品(特に加熱不十分な肉類、生野菜)や水、感染者との接触です。少量(100個以下)の菌でも感染し、潜伏期間は3〜7日程度です。 主な症状は、水様性下痢、激しい腹痛、血便などで、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし、腎不全や意識障害などの重篤な合併症を伴うことがあります。特に小児や高齢者は重症化しやすいため注意が必要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 予防には、肉の十分な加熱(中心温度75℃以上で1分以上)、調理器具の洗浄・消毒、手洗いの徹底が重要です。