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大阪市住之江区、葬儀参列者12人が下痢・腹痛で営業停止処分

公開日:2025/08/30 更新日:2026/07/10

大阪市・葬儀仕出し弁当で食中毒

2025/08/29 大阪市は住之江区で発生した食中毒事件について、以下のように発表しました。 8月25日午前、大阪市保健所へ「8月23日(土)に葬儀参列者47名が弁当を食べ、15名程度が下痢・腹痛の症状を呈している」との報告がありました。 発症者全員が共通して食べていたのは、株式会社徳(住之江区東加賀屋)が調製した仕出し弁当(焼き物、ごま豆腐、酢の物、造り、湯葉、炊き合わせ、天ぷら、ご飯、漬物、赤だし味噌汁、デザートなど)でした。 複数の発症者の便からウエルシュ菌が検出され、この仕出し弁当が原因食品と判断されました。 大阪市はこの事業者に対し、食品衛生法第6条第3号違反として、2025年8月29日(金)から8月31日(日)まで、3日間の営業停止処分を命じました。
【ウエルシュ菌について】 ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)は、土壌や動物、人の腸内などに広く存在する細菌で、食中毒の原因菌の一つです。 主に大量調理された食品(カレー、煮物、肉料理など)を常温で長時間放置した際に増殖しやすく、加熱後に冷ます過程で菌が増殖し、体内で毒素を産生して下痢や腹痛を引き起こします。 潜伏期間は6〜18時間で、発熱はほとんどなく、1~2日で回復することが多いです。予防には、調理後の迅速な冷却と冷蔵保存、再加熱の徹底が重要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 • 調理器具(まな板・包丁)を食材ごとに使い分け・消毒、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。 • 作った料理は早めに食べる・すぐ冷蔵庫へ • 手洗いの徹底: 食事の前やトイレの後など、こまめな手洗いを心掛けましょう。石鹸を使って流水で20秒以上しっかり洗いましょう。 • 環境の消毒: ドアノブや手すりなど、患者が触れた場所は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 食品の加熱: 食品は中心部まで十分に加熱調理しましょう。特に生食は避けましょう。 • 嘔吐物や便の処理: 次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 集団生活における対策: 施設などでは、こまめな換気や消毒を行いましょう。人が多い場所ではマスクを着用しましょう。