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足立区の介護施設で17人がウエルシュ菌食中毒

公開日:2025/07/24 更新日:2026/07/10

東京都足立区介護施設食中毒

2025/07/11 東京都足立区の通所介護事業所では、7月11日の昼食にイベント食の牛丼を提供した後、利用者14人と職員3人の計17人が11日夕から13日にかけて下痢や腹痛などを訴えた。 1人が入院し、保健所は直ちに調査を実施。患者全員が牛丼を食べており、患者便や残品、キッチンの拭き取りからウエルシュ菌(クロストリジウム・パーフリンゲンス)が検出され、症状と潜伏時間も一致したことから牛丼が原因と断定した。 牛丼の具は前日に調理・保存されており、常温管理が長かったことが要因とみられる。 施設内で感染症の流行は確認されず、医師から食中毒届出があった。
【ウエルシュ菌について】 ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)は、土壌や動物、人の腸内などに広く存在する細菌で、食中毒の原因菌の一つです。 主に大量調理された食品(カレー、煮物、肉料理など)を常温で長時間放置した際に増殖しやすく、加熱後に冷ます過程で菌が増殖し、体内で毒素を産生して下痢や腹痛を引き起こします。 潜伏期間は6〜18時間で、発熱はほとんどなく、1~2日で回復することが多いです。予防には、調理後の迅速な冷却と冷蔵保存、再加熱の徹底が重要です。 【これらの病原体から身を守るためにできること】 • 調理器具(まな板・包丁)を食材ごとに使い分け・消毒、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。 • 作った料理は早めに食べる・すぐ冷蔵庫へ • 手洗いの徹底: 食事の前やトイレの後など、こまめな手洗いを心掛けましょう。石鹸を使って流水で20秒以上しっかり洗いましょう。 • 環境の消毒: ドアノブや手すりなど、患者が触れた場所は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 食品の加熱: 食品は中心部まで十分に加熱調理しましょう。特に生食は避けましょう。 • 嘔吐物や便の処理: 次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 集団生活における対策: 施設などでは、こまめな換気や消毒を行いましょう。人が多い場所ではマスクを着用しましょう。