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「クドア・セプテンプンクタータ」による食中毒!?

公開日:2025/04/11 更新日:2026/07/10

福井県越前市粟田部町の飲食店食中毒

2025/04/09 福井県越前市粟田部町の飲食店「魚栄楼」で、4月4日と5日にブリやヒラメなどの刺し身盛り合わせを食べた男女55人のうち19人が、下痢や嘔吐などの症状を訴える集団食中毒が発生しました。 これを受け、越前市は9日、同店に対し1日間の営業停止処分としました。 福井県によると、患者はいずれも回復しており、入院者は出ていません。 原因として、ヒラメに寄生する「クドア・セプテンプンクタータ」という寄生虫による食中毒が疑われています。 この寄生虫は肉眼での確認が難しく、寄生したヒラメも見た目に変化がないのが特徴です。県は店に対し、マイナス15度から20度で4時間以上の冷凍といった予防方法を指導しました。現在も、この寄生虫による食中毒の発症メカニズムなどの研究が進められています。
【クドア・セプテンプンクタータ】 クドア・セプテンプンクタータ (Kudoa septempunctata)」は、魚の筋肉に寄生する寄生虫の一種です。特にヒラメに寄生することが知られています。大きさは約0.01ミリメートルと非常に小さいため、肉眼で確認することはできません。 <特徴> 寄生する魚: 主にヒラメ 大きさ: 約10マイクロメートル (0.01mm) 肉眼での確認: 不可能 魚への影響: 寄生しても外観や肉質に目立った変化はない 人への影響: ヒトには寄生しませんが、多数寄生したヒラメを生で食べると、食後数時間で一過性の下痢や嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。症状は比較的軽度で、多くの場合24時間以内に回復し、後遺症は報告されていません。 食中毒の予防方法 冷凍: -15℃から-20℃で4時間以上冷凍することで、病原性が失われます。 加熱: 中心温度75℃で5分以上加熱することで、病原性が失われます。 現在、養殖場での適切な管理により、クドアがヒラメに寄生することを防止する取り組みも行われています。