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ビーズクロッシェの糸選びの基本と5つの失敗しないコツ

公開日:2026/04/18 更新日:2026/07/20

通ればOK?作品の質を決める糸選び

ビーズをあらかじめ糸に通してから編んでいく「ビーズクロッシェ」。 ビーズさえ通れば、どんな糸でも編めるのがビーズクロッシェの魅力の一つ——とはいえ、それは「一応編める」というだけの話。 実は、糸の選び方ひとつで、作品の仕上がりも、編んでいる最中の快適さも、大きく変わってきます。 同じビーズ、同じ編み方でも、糸が変わると作品の印象はかなり違うもの。ビーズクロッシェは糸が思った以上に見えるため、糸こそが作品の出来を左右すると言っても過言ではありません。 今回は、リトルビーズビレッジ楽天市場店店主、ビーズクロッシェ講師歴10年以上の私ユッピビーズ(yuppy.beads)が、ビーズクロッシェ作家・講師の視点から、初心者の方にもおすすめの「失敗しない糸選び」を解説します。

仕上がりを左右する「撚り」と「ハリ」

以前、きれいな色に惹かれてマクラメ用の糸で作品を編んだことがありました。編んでいる最中は「少し滑りすぎるかな」という程度だったのですが、完成後に着用してみると、すぐにくしゃくしゃになり、糸割れやよじれが目立ち始め、2〜3回つけただけで使い物にならなくなってしまいました。 振り返ると、その糸には2つの問題がありました。 撚りが甘くほどけやすいこと、そしてハリが弱く形状を保ちにくいことです。 アクセサリーとして身につけるものである以上、着用・収納を繰り返しても形が崩れないことは、とても重要な条件です。どれだけ丁寧に編んでも、糸自体にハリと強度がなければ、美しい仕上がりは長持ちしません。

「編みやすい糸」と「編みにくい糸」の違い

編みやすさを左右するのは、主に「毛足の長さ」と「撚りの強さ」です。 モヘアのような毛足の長い糸は、通したビーズが毛足に絡まってしまい、編み進めるのが困難になります。また、撚りが甘く糸割れしやすい糸も同様で、ビーズが意図しない場所に引っかかりやすくなります。 反対に、毛足が短く撚りのしっかりした糸は、ビーズが糸上をスムーズに移動してくれるため、ストレスなく編み進められます。 たとえば、同じレース糸でも、オリムパスの「エミーグランデ」や「金票」は撚りがしっかりしていて編みやすい一方、ダルマの「ラメのレース糸」は毛足がやや長く撚りも甘め。華やかな仕上がりが魅力ですが、ビーズが絡まりやすいため、ある程度慣れた方向けです。

100均の糸から始めないほうがいい理由

初めてチャレンジする方には、作品に合った糸があらかじめ封入されているキットから始めるのが、一番の近道です。 百円ショップでも20番・40番のレース糸が販売されており、価格はたしかに魅力的です。ただ、メーカー品と比べると次のような点で差が出やすいです。 ・撚りが甘く、糸が割れやすい ・毛足が長めで、ビーズが絡まりやすい ・ビーズを引き寄せて編む際に、滑りが悪い ビーズクロッシェを初めて体験する段階で、こうした「編みにくさ」に直面すると、技法そのものへの印象が悪くなってしまいかねません。 ただ、最近は百均ショップ(特にダイソーさん)の糸が進化してきており、撚りがしっかりとして、張りのあるレース糸も出てきています。 ちょっと試しにとか、ご自分用にとか、気軽に編むのにはよいかとは思います。 逆に近年、実店舗の手芸店が激減しており、実際のレース糸の色や風合い、感触を確かめることが難しくなってきてしまいました。 その点、レース糸が封入されているキットなら糸選びに迷うことなく、編むことそのものに集中できるのも、初心所様にとって、また、ベテラン様にとっても大変便利だと思います。

糸選びは「デザインの表現」そのもの

ビーズクロッシェに適した糸選びノコツをまとめると、以下の5点です。 ・ビーズが通る細さであること(大前提) ・毛足が短いこと ・撚りがしっかりしていて糸割れしにくいこと ・ハリ・コシがあり、形状を保てること ・作品の雰囲気に合った素材・太さを選ぶこと 糸はただの「素材」ではなく、作品の表情を決める大切なパートナーです。どんな作品を作りたいか——エレガントに、カジュアルに、キラキラと——そのイメージに合った糸の特性を理解することが、美しい仕上がりへの近道になります。 具体的にどの銘柄を選べばよいかは、次の記事でご紹介します!

お試しを!当ショップ販売小巻レース糸

こちらの記事でご紹介した「手に入りにくい」、また、レース糸の玉の形状のためメール便が使えず「配送料が高い(宅急便を使うため)」という問題を少しでも解決するために生まれたのが、当ショップ販売の「小巻レース糸」です。 平らな台紙に巻いてあるため、厚さ3センチ以内におさめ、宅急便を使わずメール便でお届けすることにより、送料を安価に押さえました。 ビーズクロッシェやタティングレースなど、大量にレース糸を使わない作品でしたら、充分の量(20メートル、43メートル)の2タイプをご用意しております。 まだ、カラーバリエーションは少ないながら、徐々に増やしていけたらと思います。 ぜひぜひ、ご利用くださいませ。 また、カジュアルな作品向け、初心者様向けに「チューリップ社のクロッシェ・コード」もおすすめです!鮮やかなカラバリも魅力です。 こちらも合わせて、ご利用くださいませ。

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