「海女さんの血管年齢は実年齢より10歳以上若い」ということ、ご存知でしたか?
血管年齢とは実年齢とは別に、血管の老化の度合い、血管の柔らかさを年齢で表した指標です。血管は若いほど柔らかいのです
2017年に鳥羽市立海の博物館が行った調査で、当時の現役海女さんの平均年齢が66歳、最高齢で85歳と、高齢化が進んでいます。
ですが2015年に産業技術総合研究所などのチームが志摩・鳥羽地区、南房総市白浜地区で測定した海女さん115名の平均血管年齢は実年齢よりも11歳も若い結果でした(産総研マガジン 2018年7月31日掲載より)。中には59歳(当時)で血管年齢が19歳というスーパー海女さんもいらしたということで、驚きです。
なぜなのでしょう?
2019年当時66歳でいらした鳥羽市相差地区の海女頭の中村さんも実年齢よりも15歳若い血管年齢(女性セブン 2019年2月18日から)。その中村さんのお話では
「わかめやひじき、あらめ(コンブ科の海藻)など季節ごとの海藻は毎食食べますね。牛肉は食べない。もっぱら豚肉か、かしわ(鶏肉)です」
「何よりの楽しみは、海から上がった後。海女小屋に仲間が集まって餅や採ってきた貝を焼いたりしながらおしゃべりに花を咲かせるんです。それぞれ愚痴を言い合ってスッキリするわけ。ストレスを溜めるのは良くないからね」
「家事もあるし、やることが多くてダラダラ働いていたら間に合わない。一日中動き回るということを20歳の頃からずっとやってきただけ」
よかったです、海に潜らずとも私たちにも、参考になりそうですね
ポイントは3つ。①日常的に魚介類・海藻類をいっぱい食べる、②ストレスをなくす③元気に動き回る
これなら、できそうです。特にお食事。
魚介類や海藻類多く摂ることで青魚のサラサラ成分とも言われる不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)をしっかり摂れているのでしょう。
悪玉コレステロールや中性脂肪の減少や動脈硬化を予防する効果があるとされるDHAやEPAは、厚生労働省や世界保健機構が接種を推奨している必須脂肪酸(からだに必要な成分)。海女さんたちは普段の暮らしの中でそれを豊富に摂っているのですね。
ですから、お魚をたくさん食べましょう