ようこそ 楽天市場へ

ほうじ茶は熱湯で淹れる——煎茶との違いを知る淹れ方

公開日:2026/10/22 更新日:2026/10/29

ほうじ茶は熱湯で淹れる——煎茶との違いを

ほうじ茶を淹れてみたら、思っていたより香りが弱く、なんだかぼんやりした味になってしまった。そんな経験はありませんか。もしかするとそれは、煎茶と同じ感覚で、少し冷ましたお湯を使っていたからかもしれません。ほうじ茶は、煎茶とは淹れ方の考え方が大きく違うお茶です。今回は、ほうじ茶が熱湯に向いている理由と、香ばしさをしっかり引き出す淹れ方をご紹介します。

ほうじ茶と煎茶で、淹れ方が違う理由

ほうじ茶は、緑茶を高温で焙煎して作られるお茶です。原料には番茶や茎茶が使われることが多く、焙煎によって茶葉は茶色に変わり、あの香ばしい香りが生まれます。淹れたときの水色(すいしょく)も、煎茶の黄緑色とは違い、琥珀色から茶褐色になります。 煎茶は、熱すぎるお湯で淹れると渋みが強く出て、うま味が隠れてしまいます。そのため70〜80℃ほどに冷ましたお湯を使うのが基本です。一方のほうじ茶は、焙煎による香ばしさが味わいの主役です。この香りは湯温が高いほど立ちやすいため、90〜100℃の熱湯で淹れるのが向いています。 なお、ほうじ茶のカフェインは煎茶に比べて比較的少ないと言われており、食後や夕方の一杯としても親しまれています。

熱湯で淹れる基本の手順

湯のみ2杯分の目安は、次のとおりです。 - 茶葉:5g - お湯:300ml(沸騰したての熱湯) - 蒸らし時間:30秒 ほうじ茶の茶葉はかさが大きく軽いので、同じ5gでも煎茶より見た目の量が多くなります。少し多いかなと感じるくらいで大丈夫です。 1. 急須と湯のみに熱湯を注いで温め、お湯を捨てる 2. 温まった急須に茶葉5gを入れる 3. 沸騰したての熱湯300mlを注ぎ、ふたをする 4. そのまま30秒蒸らす 5. 湯のみに少しずつ交互に注ぎ分け、最後の一滴まで注ぎきる 煎茶のように湯冷ましをする必要はありません。沸いたお湯をそのまま使えるので、手順もシンプルです。

香りを引き出す3つのコツ

1つ目は、湯の注ぎ方です。煎茶は静かに注ぐのが基本ですが、ほうじ茶はやかんを少し高めに構えて、勢いよく注いでみてください。茶葉が急須の中でよく動き、香りが一気に広がります。 2つ目は、予熱です。急須が冷えていると、せっかくの熱湯の温度が下がってしまいます。温めた急須に茶葉を入れたら、お湯を注ぐ前にふたをして10秒ほど置いてみてください。ふたを開けた瞬間、温まった茶葉から香ばしい香りがふわっと立ちのぼります。 3つ目は、蒸らしの見極めです。30秒を基準に、湯のみに少しだけ注いで色を確かめてみてください。澄んだ琥珀色になっていれば飲みごろです。蒸らしすぎると苦みが出やすくなるので、長くても1分ほどにとどめましょう。

急須がない日のための淹れ方

急須がなくても、ほうじ茶は気軽に楽しめます。 マグカップでティーバッグを使うときは、先にティーバッグをマグに入れてから熱湯を注ぐのがポイントです。お湯のあとに入れるとティーバッグが浮いてしまい、茶葉が開きにくくなります。注いだら小皿でふたをして1分ほど待ち、軽く2〜3回揺らしてから引き上げてください。スプーンで押してしぼると雑味が出やすいので、そっと引き上げるだけで十分です。 家族みんなで飲むときは、やかんでまとめて淹れる方法もおすすめです。1Lのお湯を沸騰させたら火を止め、茶葉15gを入れてふたをし、3〜5分置いてから茶こしでこします。茶葉を入れたままにすると苦みが出てくるので、こしたお茶は別のポットに移しておきましょう。

ほうじ茶が似合う秋の楽しみ方

香ばしいほうじ茶は、秋の味覚とよくなじみます。 炊きたての新米で握ったおにぎりには、ほうじ茶の香りがよく合います。お米のやさしい甘みと焙煎の香ばしさが重なり、素朴でほっとする組み合わせです。 マドレーヌやクッキーなど、バターの香る焼き菓子とも相性がよいです。焼き色の香ばしさ同士がなじみ、紅茶やコーヒーとはまた違ったやわらかな味わいを楽しめます。 そして、食後の一杯にもぴったりです。すっきりとした味わいなので、しっかりした味つけの料理のあとでも、軽やかに飲めます。 ほうじ茶をおいしく淹れるいちばんのポイントは、煎茶のように冷まさず、熱湯で淹れることです。茶葉5gに熱湯300ml、蒸らしは30秒。この基本を覚えておけば、香ばしい香りがしっかり立つ一杯に仕上がります。肌寒くなるこれからの季節、熱々のほうじ茶でほっとする時間を過ごしてみてください。 フレッシュバードでは、日々の一杯を楽しんでいただけるお茶をご紹介しています。秋の食卓のお供に、ぜひストアページを覗いてみてください。

あわせて読みたい

この記事のおすすめ商品