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冷え込む日に深蒸し煎茶——マグカップひとつで淹れる温かい一杯

公開日:2026/10/20 更新日:2026/10/20

冷え込む日に深蒸し煎茶——マグカップひと

朝晩の空気がひんやりしてくると、温かいお茶が恋しくなりますよね。けれど、忙しい日や自分ひとりの時間に、わざわざ急須を出して洗うのは少し面倒に感じることもあるのではないでしょうか。そんな日は、いつものマグカップで深蒸し煎茶を淹れてみてください。ポイントさえ押さえれば、急須がなくても香りよく、まろやかな一杯が楽しめます。

急須を出さない日の、もうひとつの淹れ方

マグカップ淹れのよさは、なんといっても気軽さです。使う道具が少ないので、飲み終わったあとの片付けはマグと茶こしを洗うだけで済みます。 また、1杯分だけを淹れられるのもうれしいところです。急須だと2〜3杯分をまとめて淹れがちですが、マグなら自分が飲みたい量をちょうどよく用意できます。 そして寒い日には、温かいマグを両手で包むだけでほっとしますよね。冷えた指先がじんわり温まる感覚は、マグカップならではの楽しみです。

用意するものは4つだけ

準備するのは、マグカップ、茶こし、深蒸し煎茶、お湯の4つです。 マグカップは、できれば厚手のものを選んでみてください。陶器の厚みがあるとお湯の温度が下がりにくく、最後の一口まで温かさが続きます。茶こしは目の細かいものがおすすめです。深蒸し煎茶は茶葉が細かいので、目が粗いと粉がたくさん通ってしまいます。 あわせて、マグの口をふさげる小皿をひとつ用意しておくと便利です。蒸らすあいだのふたとして使えます。

おいしくなる黄金比

マグカップ1杯分の目安は、次のとおりです。 - 茶葉:2g(ティースプーン山盛り1杯) - お湯:150ml - 温度:70〜80度 - 淹れる時間:30〜40秒 深蒸し煎茶は、普通の煎茶よりも長く蒸して作られるため、茶葉が細かく、成分が出やすいのが特徴です。そのため淹れる時間は短めの30〜40秒が目安になります。 お湯の温度は、沸騰したお湯をマグに一度移すと約10度下がると言われています。沸かしたてのお湯を別の器に移してから注ぐと、70〜80度に近づけやすくなります。

失敗しない5ステップ

1. マグを熱湯で温める 熱湯を注いで10秒ほど置き、お湯を捨てます。このお湯を別の器に移すことで、淹れるお湯の温度調整も同時にできます。 2. 茶葉を入れる 温まったマグに茶葉2gを入れます。マグが温かいと、茶葉の香りがふわっと立ちのぼります。 3. 70〜80度のお湯を静かに注ぐ 150mlのお湯を、マグの内側に沿わせるように静かに注ぎます。勢いよく注ぐと茶葉が舞い、雑味が出やすくなります。 4. ふたをして30〜40秒待つ 小皿でふたをして、香りと温度を閉じ込めます。待つあいだはマグを揺らさないのがコツです。 5. 茶こしでこしながら注ぐ 別のマグや湯のみに、茶こしでこしながら注ぎます。最後の一滴まで注ぎきると、うま味の濃い部分まで味わえます。

冷めにくくするひと工夫

せっかく淹れたお茶は、できるだけ温かいうちに楽しみたいですよね。冷めにくくするために、次の4つを意識してみてください。 - 飲むマグも熱湯で予熱しておく - 飲み終わるまで小皿でふたをしておく - 厚手のマグカップを使う - こしたお茶は飲む直前に注ぐ 仕事机でのひと休みや、読書のお供にもぴったりです。ふたをしておけば、ページをめくる合間にもほどよい温かさが続きます。

マグ淹れでありがちな3つのつまずき

最後に、マグカップで淹れるときにつまずきやすいポイントをご紹介します。 1つ目は、熱湯でそのまま淹れてしまうことです。沸かしたてのお湯では渋みが強く出やすくなります。一度別の器に移して、温度を下げてから注いでみてください。 2つ目は、茶葉を入れっぱなしにしてしまうことです。マグの中に茶葉が残ったままだと、時間とともに渋みがどんどん出てきます。30〜40秒たったら、必ず茶こしでこしきりましょう。 3つ目は、2杯目が薄くなってしまうことです。マグ淹れは1杯分の茶葉で淹れるため、同じ茶葉で2杯目を淹れると物足りなく感じがちです。おかわりをするときは、使った茶葉に新しい茶葉を小さじ半分ほど足してみてください。香りとうま味がほどよく戻ります。 マグカップひとつで淹れる深蒸し煎茶は、冷え込む日の暮らしに寄り添ってくれる気軽な一杯です。黄金比と5つのステップを覚えておけば、いつでも同じ味を楽しめます。 肌寒い季節のお供に、ぜひストアページを覗いてみてください。

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