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秋酒・ひやおろし特集|秋に飲みたい日本酒を酒屋が厳選【2026】

公開日:2025/10/20 更新日:2026/09/16

秋の酒には、秋のうまさがある。

新酒の季節から、ひと夏。 春先には若々しかった酒も、 蔵で静かに夏を越すうちに、 少しずつ角がとれ、旨みを蓄えていきます。 そうして秋に飲み頃を迎えるのが、 「ひやおろし」や「秋あがり」と呼ばれる、秋の日本酒。 きのこ、秋刀魚、栗、根菜。 食卓の味が少しずつ深くなっていく季節には、 酒もまた、少し深いくらいがちょうどいい。 全国各地の酒を扱う酒高蔵から、 今年も秋に飲みたい一本を集めました。

ひやおろしとは?

ひやおろしは、一般的に冬から春にかけて搾った日本酒を火入れして貯蔵し、ひと夏を越して熟成した頃に、二度目の火入れをせず出荷する秋の酒です。 新酒の頃にあった若々しさが落ち着き、 味わいはまろやかに。 米の旨みやコクが感じられ、 秋の食材とも合わせやすくなります。 華やかさだけではなく、 じっくり飲みたくなる旨さ。 季節が深まっていくように、 酒の味も深まっていく。 それが、ひやおろしの面白さです。

「秋あがり」とは何が違う?

秋の日本酒を探していると、 「秋あがり」という言葉もよく見かけます。 ひやおろしが主に出荷方法に由来する呼び名なのに対し、 秋あがりは、夏を越したことで酒質が向上し、 旨みやまろやかさが増した状態を表す言葉です。 そのため、秋酒のすべてが 「ひやおろし」というわけではありません。 蔵によって造り方も、熟成のさせ方も、 秋の酒に求める味わいもさまざま。 「秋だから濃くて重い酒」と決めつけず、 それぞれの蔵が考える“秋の旨さ”を楽しんでみてください。

秋酒は、食卓でこそ面白い。

秋酒を飲むなら、 ぜひ秋の料理と一緒に。 たとえば、脂ののった秋刀魚。 きのこの炊き込みご飯。 里芋や根菜の煮物。 焼いたきのこや、少し脂のある肉料理。 夏のさっぱりした料理から、 旨みのある料理へと食卓が変わる頃。 ひと夏を越して丸みを帯びた日本酒は、 そんな料理の味を受け止めてくれます。 冷酒ですっきり楽しむのもいい。 少し温度を上げて、旨みをふくらませるのもいい。 秋の夜長に、 料理と酒をゆっくり行き来する。 秋酒は、そんな飲み方がよく似合います。
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