ようこそ 楽天市場へ

「いつも通りでいいよ」が、少しうれしい日 コラム039

公開日:2025/08/25 更新日:2026/10/20
友人から届いた「今度、いつものお店に行かない?」という短いメッセージ。うれしいはずなのに、返事の前に予定をあれこれ考えてしまう。これは、体の変化を少し気にし始めた女性の、小さなお出かけの物語です。 ※登場人物と出来事は架空です。

返事より先に、心配が来る

昼休み、直子のスマホが短く震えた。 「来週、いつものお店どう? あのプリン、まだあるかな」 送り主は、長い付き合いの友人・美穂だった。直子は思わず笑った。あの店では、食事の話をしていたはずが、いつも最後はプリンの話になる。 「行く」と打ちかけて、指が止まる。最近、外出前に考えることが一つ増えた。途中でトイレに寄れるだろうか。移動は長くならないだろうか。誰かに説明するほどでもない不安が、楽しい予定より先に顔を出す。 画面には「行」の一文字だけが残った。直子は消して、スマホを伏せた。

予定を小さくしてもいい

以前なら、ランチの後に買い物をして、気がつけば夕方だった。けれど今回は、最初からその一日全部を引き受けなくてもいいのかもしれない。 「お昼だけでもいい? その後は、様子を見て」 送ってから、少し言い訳がましかったかと思った。すぐに返信が来た。 「もちろん。いつも通りでいいよ。プリンは食べよう」 いつも通り、という言葉が、以前と同じ距離を歩こうという意味ではないことに気づいた。会って、話して、おいしいものを一緒に食べる。それが二人のいつも通りなのだ。 直子は予定表に、店の名前だけを書いた。買い物の予定は、空欄のままにした。

準備の話は、玄関まで

当日の朝、直子はいつものブラウスに袖を通した。鞄の中身を確かめ、使い慣れた吸水パッドと予備を用意する。下着も、今の自分の使い方に合うものを選んだ。 何かを一つ持ったら心配が消える、というほど単純ではない。けれど、準備を確かめたところで、いったん考えるのを終わりにしてもいい。 玄関の鏡をのぞく。前髪の片側だけが、妙に元気よく外へはねている。水で直すか迷って、今日はそういう髪型ということにした。 美穂に会ったら、この話をしよう。鍵をかける頃には、頭の中に別の話題が一つ増えていた。

会えば、別の話になる

「そのカーディガン、いい色」 待ち合わせの第一声がそれだったので、直子は少し拍子抜けした。自分の中では大きくなっていた心配も、美穂から見れば今日の服や髪型と同じように、直子の一日の一部分なのかもしれない。 店では席に落ち着いてから、注文を決めた。途中で席を立ちたい時は「ちょっと行ってくるね」と伝えた。美穂はメニューを見ながら「はーい」と返した。それだけだった。 プリンは、まだあった。美穂の最近の失敗談も、相変わらず話が長かった。直子は笑いながら、さっき直し損ねた前髪のことをすっかり忘れていた。

帰り道に残ったもの

食後、美穂が「今日はここで解散にする?」と聞いた。直子は少し考えて、駅前の花屋まで歩くことにした。歩ける日も、ここまでにする日も、その時に決めればいい。 花屋では、二人とも名前の分からない花の前で立ち止まった。美穂が店員に聞き、直子はその名前を三歩で忘れた。 帰りの電車で思い出したのは、準備にかかった時間ではなかった。プリンの硬さと、美穂の話の続きと、結局何という名前だったのか分からない花。 次はあの花の名前を覚えよう。直子はそう思ってから、たぶんまた忘れるな、と一人で笑った。

いつもの日に、合う下着を

体の変化が気になっても、毎回それを一日の主役にしなくていい。予定を短くする、使い慣れたものを用意する、途中で休む。自分に必要な準備をしたら、その先には別の楽しみがあっていいはずです。 吸水パッドを使う方には、パッドの使用を想定したショーツも選択肢の一つです。今回紹介するのは、綿混の身生地にレースをあしらったタイプ。単品のkprcs00と、同じ仕様の3色組kprcs30があります。 下着が予定や気持ちのすべてを解決するわけではありません。商品ごとの仕様やサイズ、使うパッドとの組み合わせを確かめ、今の暮らしに合うものを選んでください。 いつも通りは、昔と全く同じでなくても続けられる。直子たちのような一日が、その小さなきっかけになるかもしれません。
  • 更新日:10/21(10/14〜10/20集計)