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【犬と猫の食性の違い 雑食と肉食の正しい知識】クプレラのペットフードから分かる事

公開日:2025/08/07 更新日:2026/07/19

犬猫の食性を知る-犬はなぜ雑食となのか-

パートナーが健康であるように・・No93

意外と知られていないことに、「犬は肉食でしょう?」「オオカミが祖先だから肉食の筈です」というご意見を伺います。 毎日の食事にも「生の馬肉を与えています」「ササミは欠かせません」というお話しもよくお聞きします。 私は「たまのご褒美には良いかも知れませんね」とお答えしていますが、どうやら「肉」を食べさせないといけないのではないか!という間違った認識が根底にあるようです。 ですから、今回は「唾棄」「味蕾」「歯」を調べて分かった犬猫の食性についてお話ししたいと思います。

■唾液から分かること

唾液には「消化酵素」が含まれているのをご存じでしょうか? その一つが「アミラーゼ」という消化酵素です。この消化酵素はデンプンの消化を助ける働きがあります。 ヒトの例で言いますと、ご飯を長く口の中で噛んでいるとだんだん甘くなりますね。これは白米に含まれるデンプンが、唾液アミラーゼによって、消化されている証拠です。 *デンプン=炭水化物です。 子どもの頃母親に「よく噛んで食べなさい」と何度も注意されたことを思い出します。よく噛むことによって唾液がでて、アミラーゼとご飯が反応し、口の中で「一次消化」が始まっているわけです。 すると胃内での消化の助けにもなるわけですから、よく噛んで食べることの大切さが分かります。 代わって犬猫は「よく噛んで食べません」(笑)。言い聞かせてもできません。 ナゼなら彼らは自然界の中で生きていくのに、「よく噛んで」いたら捕食した獲物を他に取られてしまうからです。 その代わりに神様は彼らに人間よりも強い「強酸性の胃液」を与え、飲み込み食べでも大丈夫にしたのです。 さてこのアミラーゼですが犬は分泌していますが、猫の唾液にはタンパク質の消化酵素は分泌していますが、アミラーゼは含まれていません。  このことからも、犬は「雑食性」で、猫は「肉食性」なのが分かります。

■味蕾から分かること

舌にある「味蕾みらい」という細胞が味をとらえ、その刺激が脳に伝わり、味を感じています。   舌をじっくりと見てください。ツブツブが一面に並んでいます。このツブが味蕾です。花の蕾に似ていることから名付けられました。    この味蕾、人間では「甘味」「酸味」「苦味」「塩味」の4種類で、これらの組み合わせによって味覚は作られています。   犬も同じように4つの味を感じることができますが、猫は「甘味」の感受性が低いと言われています。   これは、猫が肉食で炭水化物の味である「甘味」を感受する機会が少なかったことによるものと考えられます。   逆に犬は、雑食性である為に炭水化物の味である「甘味」を感じることが必然だったのではないでしょうか。  動物は「甘味」を炭水化物の甘さ=エネルギー源として、「塩味」は体液のイオン源=ミネラルの味として、身体の恒常性維持に必要なものとして認識するようです。 反対に「酸味」は腐敗物、「苦み」は毒物として認識し、動物はこの味を好まないようにできています。

■歯から分かること

猫の歯は30本。 肉食なので獲物をかむ顎の力が強く、奥歯は鋭くとがって山のようになっています(裂肉歯)。骨をしゃぶるのに便利なざらざらした舌も持っています。 犬の歯は42本。 犬歯が長くて鋭いのが特徴です。上下の臼歯ははさみのようにかみ合わさり、一番奥の2本はがっちりかみ合うようにできています。   猫の奥歯が「裂肉歯」なのに比べ、犬の奥歯は「臼歯」になっています。 これは穀物(炭水化物)をすりつぶす為の平らな歯が必要だったからです。

■まとめ

以上のように、唾液と味蕾、歯のことからだけでも、犬と猫の食性の違いが見えてきます。 犬は雑食性であり、猫は肉食性であると結論づけても良いようです。  動物たちの一寸したことから、色々なことが見えてきて、面白ですね。  ですから、彼らの食性にあった正しいドッグフード&キャットフードを与えないといけないということが分かります。
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