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【晩秋〜初冬の犬猫の健康管理】散歩・食事・お手入れ・環境対策のガイド、クプレラ

公開日:2025/11/06 更新日:2026/04/02

パートナーが健康であるように・No106

冬の静けさが北の方からやってくる頃、ヒトはとかく家に引きこもりがちになりますが、たいていの犬猫は寒さも吹き飛ばすくらいに生き生きとしていきます。 慌ただしい行事が続く中でも、パートナー(犬&猫)の生活のリズムはきちんと守って過ごすように心がけましょう。 木枯らしが吹く頃の犬猫の健康管理について、お知らせします。

■食事ーフードの量とトッピングの考え方ー

動物は寒くなると食欲が増してくるものです。 「恒温動物」である犬や猫、ヒトも体温維持で消費エネルギーが増えるからです。 これは、身体が体温を保つために必要なエネルギーを摂取しようとするからです。 暑い夏の時期よりも10~15%程度の増量を目安に増やしてもよろしいかと思います。 特に屋外にいる犬は食事の量と内容を考えていきましょう。 例えば、タンパク質・脂肪の量を少し多めにしてみます。もしくは、食事の量自体を10~15%程度増してみましょう。 運動量の少ない犬猫、室内飼いの犬猫はそれほど変化を付ける必要はないでしょう。 ドライフードや缶詰の他に与えても良いと思われるものとして、脂肪の少ない肉や魚、卵、ゆでた野菜などはいかがでしょうか。おやつに、リンゴや蒸かしたサツマイモやジャガイモなども喜びます。 食事が冷え切っている時にはそのままではなく、湯煎するのがベストです。または、室温に置いて少し温かくなってから与えましょう。 人肌程度以下のぬるま湯を少量加えるのもよろしいかと思います。 犬猫は「ニオイ」で食事をします。 冷え切っているとニオイがたたないので、食欲がわきません。 しかし、レンジなどは使わないでください。ドライフードや缶詰の中の成分が破壊されてしまいます。

■運動ー寒風の中でも安全第一ー

北風の中、運動に連れ出すには面倒に感じられることも多いものです。 しかし規則的な運動は飼い主様にも愛犬のためにも必要だということを忘れないでください。 準備運動として、軽く全身をこするなどのマッサージを行うといいでしょう。 自転車での引き運動を行う場合、始めからダッシュするのではなく、早足からだんだんスピードをアップしていきます。 日が短いので暗くなってからの運動は、路面の凍結、地面の凹凸、ガラスの破片、障害物などが見つけづらくなります。 ガラスなどの切り傷は深く、完治するまでに長くかかるものです。 日没が早い季節は日中~夕方早めが基本です。暗所では反射材付きハーネス/LEDライトを着用しましょう。 融雪剤(塩類)が撒かれているような地域では、足裏の刺激に注意が必要です。帰宅後はぬるま湯で拭き取り→乾拭きを。 短毛種、高齢犬猫、子犬猫などは、寒さに対しての適応力が劣ります。寒さが厳しい時には、運動を控えたり、服を着せたりしましょう。

■お手入れー乾燥・静電気対策ー

運動のあとは、枯れ葉などのゴミなどを取り除き、全身を乾いたタオルでよく拭きます。内股、足の裏、指の間も念入りに行います。 その後ブラッシングを行いますが、乾燥がちなコートの場合、コンディショナーを利用するといいでしょう。 静電気が起きやすい時期なので、長毛種は毛玉防止のためにもこまめにクシを通します。 この時期のシャンプーは、洗った後の管理によっては風邪を引き起こしかねないものです。 ポイントはしっかりと乾かすことですが、毛量の多い犬猫では中までしっかりと乾かしづらいものです。暖かい日中にシャンプーを行い、その後ドライヤーで乾かし、家の中で完全に乾くまで過ごさせるといいでしょう。 子犬猫、高齢犬猫は蒸しタオルでまめに拭くようにしていれば、シャンプーする回数を減らすことができます。

■住環境ー冬の室内は意外な落とし穴ー

冬場はストーブなどの暖房器具を使うので、コードやヤカンなどに気をつけなくてはなりません。 感電やヤケドのリスクが高まります。 子犬子猫などは遊んで、コードなどを囓ることが多いものです。感電しないように配線をよく考え、その上囓らないように躾けることが大切です。 もし感電してしまったら、速やかに獣医師の診察を受けましょう。   室内飼育の犬猫は、冬でもノミに悩まされることもあるようです。機密性の高い住宅になり、暖房が効くようになったためです。 パートナーの使うものを定期的に日光消毒するようにして、掃除を行います。毛布などもまめに洗いましょう。

■ヤケド・凍傷(シモヤケ)への初期対応

やかんの熱湯などをかぶってしまったとかヒーター接触などの場合、ヤケドの程度によっても処置が異なってきますが、患部に冷水をかけ続け、病院に着くまでは氷嚢で冷やします。 その上で獣医師の診察をしてもらいましょう。 屋外飼育の犬、冬の厳しい地方、短毛種などは、凍傷、シモヤケに注意しましょう。 耳、尾、鼻の先などがなりやすい箇所です。 症状としては、皮膚が白く冷たくなり、やがて毛が抜け始めます。皮膚は赤くなり黒ずみ、放っておくと痛みが広がっていきます。 そうなってしまった患部には、マッサージをよく行って血行をよくします。犬舎の中には毛布などを敷き、冷え込むようなら玄関の中に入れてあげましょう。 冬の寒さは、特に子犬猫、高齢犬猫、病中病後の犬猫には辛いものです。 本格的な寒さが来る前に、いろいろな準備をしてあげてください。
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