店頭に菜花が並び始める季節、厳冬の日々の中で感じる春の訪れに心がウキウキしますね。
独特のほろ苦さを生かした和えものや炒めものはお酒のおつまみにもぴったり。
加熱による鮮やかな緑色がさまざまな料理の彩りに一役かってくれるということで、料理の付け合わせなどにも便利です。
菜花には在来種と『菜の花』を食用に品種改良したものとがあり、主に出回っているのは後者です。
私たちにとって耳慣れた『菜の花』という名称が単体の植物名ではないことをご存じでしょうか。
『菜の花』というのはアブラナ科に属する植物の花の総称で、同科の野菜にはキャベツや白菜、小松菜、ブロッコリーなど他にもいろいろな野菜があります。
野菜で四季を感じる機会が減りつつある昨今、限られた時期のみしかいただくことができない菜花はとても貴重な存在ですが、その栄養にもぜひご注目を。
ビタミンCやビタミンB1・B2、β-カロテン、カルシウムに鉄分と、とにかく豊富な成分を含む優秀な野菜です。
鮮度を見分ける際は、まずつぼみをチェック。固く閉じて花が咲いていないものを選びます。
葉や茎が色鮮やかで、茎の中に空洞がなく、切り口が乾燥していないかもご確認を。
調理前にボウルなどに水を入れ、しばらく立てておくと水揚げしてみずみずしさが増します。菜花はもともと柔らかいので、茹ですぎに注意しましょう。
◆材料(茶碗約4杯分)◆
-------------------------------------
・菜花 1束(約120g)
・醤油 小さじ1
(そ)鶏ひき肉 70g
(そ)生姜(みじん切り) 1片
(そ)醤油 小さじ2
(そ)砂糖 小さじ2
(そ)酒 小さじ2
(炒)卵 1個
(炒)塩 少々
(炒)砂糖 小さじ1
・温かいご飯 1.5合分
(A)ごま油 小さじ1
(A)塩 小さじ1/2
・白ごま 小さじ1/2
・甘酢生姜 適宜
(そ)…鶏そぼろ (炒)…炒り卵
-------------------------------------
◆作り方◆
①菜花は塩(分量外)で茹でてザルにあげ、冷ましてから約2cmの長さに切って水気を絞り、下記の写真のように醤油をまぶします。
②鶏そぼろを作ります。鍋に鶏そぼろの材料をすべて入れて混ぜ合わせ、中火にかけてほぐしながら火を通します。
③炒り卵を作ります。鍋に卵を溶き、塩と砂糖を加えて混ぜ、弱火にかけてそぼろ状になるよう箸3〜4本を使って混ぜます。
④ご飯に(A)と白ごまを加えて混ぜ、①と②もそれぞれ飾り用に少しずつ残して混ぜ込みます。
⑤器に盛り、残りの①②と③、お好みで甘酢生姜を飾ります。