海外でも使える?楽天モバイルの海外ローミングとドコモとの違い
公開日:2026/08/31 更新日:2026/09/15「海外旅行でも楽天モバイルは使えるの?」と心配する方も多いでしょう。
結論からいうと、楽天モバイルは対象の107カ国・地域で、月2GBまで海外の高速データ通信を利用できます。追加のローミング料金はかからないため、地図やメッセージが中心の短期旅行では使いやすいサービスです。
ただし、ドコモ MAXやahamoの海外30GBと比べると容量は少なく、通話やSMSはデータ通信と料金の仕組みが異なります。乗り換え前に違いを確認しておきましょう。
Rakuten最強プランには、海外高速データ通信が月2GB含まれています。別途オプションへ申し込む必要はなく、my 楽天モバイルと端末の海外ローミングをオンにして利用します。
2GBは旅行ごとではなく月ごとの容量です。同じ月に複数回渡航しても合計2GBで、残った容量は翌月へ繰り越されません。また、海外で使ったデータ量もRakuten最強プランの利用量に加算されます。たとえば国内で2.5GB、海外で1GB使うと合計3.5GBとなり、3GB超~20GBの料金段階になります。「海外2GBは追加料金なし」でも、月額料金が必ず変わらないわけではありません。
地図や検索、メッセージのやり取りが中心の短期旅行なら、2GBの範囲で収まりやすい容量です。一方、動画視聴やビデオ会議を頻繁に行う場合は、数日で2GBに達することもあります。動画、写真の自動同期、アプリ更新はデータを多く使うため、ホテルのWi-Fiやオフライン地図を併用すると、2GBを残しやすくなります。自分の渡航中の使い方がどちらに近いかを、出発前に確認しておきましょう。
2GBを使い切ると、海外での通信速度は最大128kbpsに制限されます。データ通信が自動で従量課金へ切り替わることはありません。
高速通信が必要なら、1GBあたり500円で追加できます。少しだけ足りない場合はチャージ、長期滞在や動画・ビデオ会議で大容量を使う場合は、現地eSIMやSIMとの併用が現実的です。ただし、自動課金されないのはデータ通信の超過分です。標準電話アプリの通話や国際SMSでは別料金が発生することがあるため、「海外利用なら高額請求はない」とは考えないようにしましょう。
対象の国・地域からRakuten Linkで日本の対象番号へ発信すると、相手がRakuten Linkを使っていなくても無料です。Rakuten Link同士なら、海外の電話番号との通話も無料になります。
一方、相手がRakuten Linkを使っていない海外の電話番号へかける場合や、OS標準の電話アプリを使う場合は、国・地域別の料金がかかります。Rakuten LinkはAndroidだけでなくiPhoneでも海外で利用できます。ただしiPhoneでは、Rakuten Linkを使っていない相手からの電話が標準電話アプリに着信し、海外では着信料がかかります。急ぎでなければ電話に出ず、Rakuten Linkからかけ直す方法があります。
出国後に認証できない場合があるため、Rakuten Linkの初期設定とテスト通話は日本にいる間に済ませてください。
主な違いを整理すると、楽天モバイルは月2GBまで、107カ国・地域が対象で、月単位の条件です。ドコモMAXは最大30GBまで、200以上の国・地域が対象で、利用開始から15日間の条件です。ahamoは月30GBまで、91カ国・地域が対象で、利用開始から15日間の条件です。eximoなど+世界そのままギガは、国内プランの容量をそのまま海外で使え、200以上の国・地域が対象で、選択した利用期間が条件になります。
短期旅行で2GB以内なら、楽天モバイルは追加の海外ローミング料金なしで使えます。一方、15日以内に大容量を使う方は、ドコモ MAXやahamoが有利です。海外だけでなく、国内で毎月支払う料金も含めて比較しましょう。
海外利用のイメージがついて「自分の使い方なら問題なさそう」と思えたら、キャンペーンを確認し、今のうちにエントリーしておきましょう。
出発前に、次の5点を確認します。渡航先と端末が海外ローミングに対応しているか、my 楽天モバイルで海外ローミングがオンか、Rakuten Linkの初期設定が完了しているか、オフライン地図や予約画面を保存したか、2GBを超えた場合の通信手段を決めたか、の5点です。
現地eSIMを使う場合も、SMS認証を受け取るために楽天モバイル回線を残し、データ通信だけを現地eSIMへ切り替える方法があります。
海外利用で報告される失敗の多くは、日本にいる間の準備不足か、現地での発信アプリの選び間違いが原因です。パターンを先に知っておけば、当日になって困ることはほぼありません。
【出国後にRakuten Linkの初期設定・認証ができず、日本にいる家族と連絡が取れなくなった】:SMS認証は日本国内の通信環境が前提のため、海外に着いてから設定しようとすると失敗しやすいことが原因です。Rakuten Linkの初期設定とテスト通話は、日本にいる間に済ませておきましょう。
【Rakuten Linkを使っていない相手に、海外から標準電話アプリで発信して高額な通話料がかかった】:相手がRakuten Linkを使っていない場合、標準電話アプリからの発信は無料にならず、国・地域別の通話料が発生することが原因です。発信前にRakuten Linkを開いているか確認し、相手がRakuten Linkを使っているかも意識しておきましょう。
【2GBを超えて速度制限された状態で、地図が使えず困った】:海外での高速データ通信を使い切り、最大128kbpsに制限されたことが原因です。オフライン地図を事前に保存しておくか、1GBあたり500円の追加チャージで対応しましょう。
いずれも、日本にいる間の準備と、現地での発信アプリの確認で防げるトラブルです。
Q.海外でそのまま使えますか?
対象の国・地域と対応端末なら利用できます。渡航前にmy 楽天モバイル側を設定し、現地で端末のデータローミングをオンにします。
Q.2GBは旅行ごとですか?
旅行ごとではなく毎月2GBです。同じ月の海外利用分を合計し、残った容量は翌月へ繰り越されません。
Q.2GBを超えると課金されますか?
自動課金されず、最大128kbpsへ制限されます。必要な場合だけ1GBあたり500円で追加できます。通話とSMSの料金は別です。
Q.iPhoneでもLinkを使えますか?
利用できます。ただし、Linkを使っていない相手からの着信は標準電話アプリに入り、海外では着信料がかかります。
Q.海外でSMS認証できますか?
国・端末・現地通信会社によって異なります。金融サービスなどは、渡航前に別の認証方法も用意しておくと安心です。
楽天モバイルは、地図やメッセージを中心に使う短期旅行なら、月2GBの海外データ通信を追加のローミング料金なしで利用できます。2GB超過後は最大128kbpsに制限され、追加データは1GBあたり500円、海外利用分もプランのデータ量へ加算されます。日本への対象通話はRakuten Linkから無料になり、大容量が必要なら現地eSIMなどを併用しましょう。ドコモ MAXの海外30GBを利用している方は、2GBへ減る影響を確認してから乗り換えることをおすすめします。
海外利用のイメージがついたら、あとは乗り換えの準備を進めるだけです。手続きの流れや通話の使い分けを確認したい方、乗り換え全体をもう一度確認したい方は、あわせて以下もご覧ください。