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ほろ酔い通信 2026年8月号

公開日:2026/07/30 更新日:2026/08/26
今夜も一杯、心ゆるむ時間を。 ここは、焼酎好きがちょっと一息つける小さな寄り道。 毎月ひと蔵、情熱と手間を惜しまない蔵元を紹介します。 また、その土地の香りがする一本をご案内。 特約店限定の焼酎や季節限定のおすすめ焼酎も紹介します。 旬の食材でつくる簡単おつまみや、飲みの席で話のネタになるような小ばなしも添えて。

~疾風に勁草を知る~「健土」

2025年10月23日、単式蒸留焼酎製造免許の交付を受けて、鹿児島県垂水市牛根地区に創業した、鹿児島で110番目の新たな焼酎蔵「健土 牛ノ根蒸留所」 牛ノ根蒸留所の立ち上げは、代表の 八木健太郎 氏が「パラシュートなしのスカイダイビング」と語るほど壮絶なものでした。 長年培った蔵を離れる大きな転機を迎えた農業醸造家 八木健太郎 氏。 漆黒の暗闇の中にいましたが、「やはり酒を造り続ける」と退路を断って一念発起しました。 蒸留所の舞台は、垂水市の旧牛根中学校(廃校)と旧牛根中央クリニックの跡地。 まだ稼いでいない段階で動く巨額の資金。 プレッシャーに震えながら、古い建物のリノベーションを完遂させ、牛ノ根蒸留所は完成したのです。 「単式蒸留焼酎製造免許」の新規取得は、業界の常識では「不可能」とされるほど厳格な制限があり、非常に高いハードルが存在します。 八木健太郎 氏は、自ら原料となるサツマイモや米の農業も行いながら、ゼロから勝負に挑み、悲願の酒造免許交付を実現。 免許交付を受けた直後の2025年11月1日に初仕込みを行い、新たな焼酎蔵として本格的にスタートしました。
  • 出典:健土株式会社

    代表銘柄「健土」

    代表銘柄「健土」は、蔵の新しい歴史を告げるフラッグシップとなる銘柄。 黒麹ベースの麹(国産米)と、コガネセンガン(芋)を使用し、常圧蒸留で醸造しております。 蒸したてのサツマイモのような香りと洗練された甘み、そして余韻を感じる酒質が特徴の芋焼酎です。 オススメの飲み方は、お湯割りと水割り。 お湯割りは、芋本来のふくらみや、まろやかな旨味と余韻が楽しめます。 水割りは、香味がすっきりと伸び、なめらかな口当たりが引き立ちます。

    ご恩返しの樽貯蔵芋焼酎 「九礼土モリ」

    酒造業復活に向けて支えてくれた人々や土地への恩返しの思いを託した奥深い味わいの特別ブレンドの芋焼酎。 オーク樽貯蔵芋焼酎と、“サツママサリ” で造った能醇な本格芋焼酎のブレンドで、樽の薄い色付き。 幾重にもブレンドテイスティングを行い、酒質として絶妙な協演を表現。 バニラを想起させる樽の芋焼酎と、サツママサリで造った甘香の芋焼酎が絶妙にブレンドされた極上の逸品になっております。 「九礼土モリ(くれどもり)」の銘柄の由来は、 【九】末永く 【礼】ご恩返し 【土】原点 【モリ】ラテン語のmemento mori(限りある時を大切に生きる) この地に根を張り、人に支えられてきた感謝を、この焼酎に託したのだそうです。 オススメの飲み方は、炭酸割りとオンザロック。 炭酸割りは、オーク樽の心地よい香りとすっきりした味わいが引き立ちます。 オンザロックは、氷が溶けるにつれて温度帯で変化する豊かな味わいや、濃醇な芋の旨味をじっくり堪能できます。

    月替わりセットのご案内

    「九礼土モリ」も入った月替わりセットです。 他にも季節限定品や飲み比べにちょどいい焼酎を選びました。

    ※月替わりセットの完売のご案内

    今月の「月替わりセット」はご好評につき完売いたしました。 楽しみにされていたお客様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

    ほろ酔いレシピ

    ~肉詰めゴーヤボート~

    旬の食材、ゴーヤ。 大人になるとこの苦味がクセになるのです!! タレの味も相性よく、しっかりめの焼酎にめっちゃ合う味わい!(^^♪ ①ゴーヤ1本を縦半分に切り、わたと種を取る。 ②ボウルに玉ねぎ1/2個のみじん切り、牛豚合びき肉200g、塩こしょう少々、にんにく・生姜チューブ2cm、ナツメグ4振り、片栗粉大さじ1を入れ、粘り気が出るまで混ぜる。 ③ゴーヤに片栗粉をまぶし②を詰める。フライパンに油を引き、肉の面を中火で焼き、焼き色がついたら裏返す。 ④水大さじ1を入れ蓋をして8分程蒸し焼きにする。蓋を取り醤油、みりん、酒、砂糖を各大さじ3入れて煮絡めて完成! ナイフとフォークで食べるちょっと大人な感じ(笑) ジュワっとしてトロっとしたゴーヤも美味しいですね。 自然と焼酎グラスに手が伸びちゃう! 飲み過ぎは注意ですぞ(^▽^)/

    今夜もよか晩でしたわ

    今月も最後まで付き合ってくれてありがとうございました。 焼酎は、人と同じで出会えば出会うほど奥が深いもんです。 来月もまた、新しい一本と新しい話を用意しておきます。 その時は、グラス片手にのんびり寄ってってください。 では、今夜もいい酔いを。