ーこの記事を書いた人
こんにちは。山形elabで山形県内の果物の集荷を担当しているムックです。
生産者さんの畑を回り、実際に果実を見て、触れて、状態を確かめながら出荷に関わっています。
お店で「新米入荷」と書かれた札を見ると、なんとなく特別な感じがしますよね。けれど、「古米」と聞くと少し印象が変わる人も多いのではないでしょうか。
実は、新米と古米の差は「品質の上下」ではなく、「時間の経過による状態の違い」なんです。
新米は収穫して間もないため、水分を多く含んでいます。そのため炊くとふっくら柔らかく、口に入れると甘みや香りを感じやすいのが特徴です。水分量が多い分、炊飯時には水を控えめにするのが上手に炊くコツです。
一方の古米は、時間の経過とともに水分が徐々に減り、米粒が締まってきます。炊きあがりはやや硬めで、粒が立ちやすい性質があります。炒飯やおにぎりなど、しっかりした食感を求める料理には古米の方が向くこともあります。
新米と古米はどちらが優れているという話ではありません。それぞれの状態に特性があり、求める食感や調理法によって、適した使い分けができるという考え方です。
たとえば、新米の香りと柔らかさを楽しみたいときは、炊きたての白ご飯がぴったり。対して、味がなじみやすい古米は、炊き込みご飯や混ぜご飯にもよく合います。
新米と古米のいいところを生かして日々の食卓に取り入れていただければ幸いです。