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打球感はストリングで決まる?|ラケット性能を最大化するストリング選び

公開日:2025/08/21 更新日:2026/08/10

テニスラケットには寿命があります。

テニスラケットは適切に保管することで、ラケットの寿命を延ばし、最高の性能を引き出すことが可能です。 ただ部屋に立てかけて放置したり、うっかり車内に置きっぱなしにしていませんか? ラケットは直射日光や高温多湿を避けて保管することが大切です。 プレー後はグリップ部分の汗をしっかり乾かし、ラケットバッグに入れて保管しましょう。 また、グリップテープやストリングといった消耗品も、定期的に交換することが性能維持のポイントです。 ラケット自体のケアに加えて、こうした細かなメンテナンスを行うことで、 ラケットはどんどん“自分だけの心強い相棒”になっていくはずです。 今回はその相棒を育てるためのストリング編です。

テニスラケットストリング(ガット)の交換

ストリング(ガット)の素材は大別するとナイロン系、ポリ系、ナチュラルの3つに分けられます。

ナイロン系素材テニスガット

・ナイロン系(ナイロンモノフィラメント、ナイロンマルチフィラメント) おそらくテニスを一番最初に始めた時にナイロン系素材のガットから始めた人も多いのではないでしょうか?おそらくテニスショップでラケットを初めて選んだ時におすすめされることが多いと思います。その形状は真ん中に一本芯が通ったような形をしているモノフィラメント、細かい糸を密集させたような形をしているのがマルチフィラメントといいます。一般的にモノフィラメントは反発性が高いものが多く、マルチフィラメントは柔らかい打球感がウリです。

ポリ系素材テニスガット

・ポリ系素材のガット(ポリエステル、ポリエチレンなど) よくポリとだけ言われることの多い素材ですが、そもそもポリ(poly)とは高分子化合物の接頭語で、「多」とか「複」を表す言葉です。なのでポリ系素材を日本語にすると多い系素材とか複数系の素材という意味の分からん言葉になりますが、日本のテニス界では「ポリ」=「ポリエステルなどの硬い系の素材のこと」という認識がありますので、ここでもあえてポリ系素材として記載させて頂きます。そもそも上記に上げたナイロンもポリアミドという化合物なので、ポリってつくやんってなりますが、テニス界のニュアンスではナイロンとポリは別です!(そういうものだと思って聞いてください!) ポリ系素材は一言で言うと硬い素材です。ナイロンのところでも述べましたが、ボールと接触した際にガットが一度たわんで押し戻す効果があります。しかし、ポリ系素材は硬いので、ボールが接触しただけではナイロン系素材よりもたわみが少ないためボールをガットが戻る力で強く戻すことができないので反発性能は悪いと言えます。ではなぜ硬い素材を使うのかと言うと理由は2点あります。1点は硬いのでガット自体の耐久性が高く切れにくいためナイロン系では頻繁にガットが切れるプレーヤーには最適と言えます。 もう1点はすごく強い力でボールを打った時に、硬いガットをグッとたわませると戻る力も強く逆に大きな反発力を生む点です。よくボールを「潰して」打つというような表現がされます。また、強い力でスピンをかけるスイングをすると、ポリ系素材のガットは、縦糸がずれた分を急激に戻る力が生まれ、その戻りの力でボールにスピンが多くかかるスナップバックという現象が起こります。つまり強い力でボールを打つことができるプレーヤー、ボールに力を思い切り伝えることができる上級者パワーヒッターがポリエステルのガットの性能を引き出すことができるということになります。また言い換えるとそういったパワーをボールに伝えることができない場合は硬くて腕に衝撃の大きいだけのストリングということにもなります。

ナチュラルガット

・ナチュラルガットは牛(その昔は羊)の腸を細く裂いて繊維状にし、それを複数束ねて接着して時間をかけて製造されています。 極めて伸縮性が高く、強い反発性能を持つのが特徴です。 現在、プロツアーで4割以上の選手がナチュラルとポリのハイブリット張りでプレーしています。(ポリ×ポリハイブリットも増えているようですが)なぜナチュラル×ポリのハイブリットを選択する選手が多いのか?というとポリエステルガットの持つパワーとスピン性能にナチュラルのマイルドな打球感をプラスしたいという事でしょう。 ナチュラルガットの持つの打球感や反発力の高さは他の主な人工のガットには無い持ち味がありますが、天然素材のため湿気に弱く、高価であるというところが、週末プレイヤーには手が出しにくいところではあります。

ポリエステルガットのおすすめ3選

ナイロン(モノ)ガットのおすすめ3選

ナイロン(マルチ)ガットのおすすめ3選

ナチュラルガットのおすすめ3選

自分で張り替えたい強者にストリングマシン

頻繁に張り替えるにしても自分のタイミングで、自分で張り替えたい!という職人気質な方にはMYマシーンをお迎えするという選択肢もございます

テニスガットの張替え時期の目安はいつ?

・ガットは使用とともにテンション(張力)が緩む ・打感が変わり、コントロール性能が低下する ・水分・紫外線・摩耗などによる劣化

テニスガットの素材別張替え時期の目安は?

テニスガットの張替え時期の目安は使用頻度も大きく関わりますが、テニスストリング/ガットの素材によっても張替え時期の目安は異なります テニスストリング/張替えの目安: ◆ナイロンガットの張り替えの目安 3ヶ月前後 ◆ポリエステルガットの張り替えの目安 1ヶ月程度 ◆ナチュラルガットの張り替えの目安 3ヶ月以上

テニスストリング編のまとめ

ラケットの性能を引き出すためには消耗品の交換が重要という観点から今回はストリング編をお届けしました。 ストリングの素材はポリエステル、ナイロン系(モノ/マルチ)、ナチュラルの3種類 ポリ系 メリット ・(数日で切ってしまう人には)切れにくくナイロンより長持ちする ・(ボールに大きな力を伝えることができれば)スピンがかかりやすくなる デメリット ・打球感がやや硬く、衝撃が手や肘に伝わりやすい ・ナイロン(モノフィラメント) メリット ・反発性が高い ・硬い一本芯構造で摩擦にも強くコスパが高い デメリット --- ・ナイロン(マルチフィラメント) メリット ・細い繊維を束ねた構造が柔らかい打球感を生む ・手や肘への負担が低い デメリット ・耐久性が低く切れやすい ナチュラル メリット ・打球感が柔らかく、ボールの食いつきが良い デメリット ・天然素材のため高価