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【ニットのお手入れ】毛玉について

公開日:2026/02/16 更新日:2026/04/27
お気に入りのニットに いつの間にかできてしまう毛玉。 「高かったのに…」 「まだ1年目なのに…」 そんな経験はありませんか? 実は、毛玉は“ニットの宿命”とも言えるもの。 でも、できる仕組みを知るだけで ニットとの付き合い方はぐっと楽になります。 そこで今回は、毛玉ができる理由と 上手につき合うためのポイントをまとめてみました。 ぜひご覧ください。

■ 毛玉はなぜできるの?

毛玉は、糸に撚り込まれていない部分(毛足) の繊維同士が絡まって、玉になっている状態です。 摩擦や静電気によって毛羽立った繊維に さらに摩擦が加わることで少しずつ繊維が絡まり 毛玉へと育っていきます。

■ 毛玉ができやすい場所

✔ 脇の下 ✔ 袖の内側 ✔ バッグが当たる肩や腰 ✔ デスクワーク時の肘 摩擦が多い場所ほど発生しやすくなります。

■ 毛玉ができやすい素材は?

・ウールやカシミヤ 繊維が細く丸まりやすいため 毛玉はできやすい素材です。 ただし、できた毛玉は 比較的取りやすい傾向があります。
・化学繊維(アクリル・ポリエステル等) 静電気が起きやすく 繊維同士が絡まりやすい素材です。 強度が高いため、できた毛玉が 落ちにくい傾向があります。 天然繊維との混紡素材(例:ウール×アクリル)も 同様に毛玉が残りやすい場合があります。 ※毛玉のでき方には個体差や着用環境による違いがあります。

■毛玉を防ぐ3つの基本ケア

① 連続で着ない

着用による摩擦を抑えるため 1日着たら2~3日休ませる。 繊維を休ませることで 自然に毛羽立ちが落ち着きます。

② 着用後はブラッシング

静電気が起こり、からまってしまった 繊維やほこりが毛玉の原因になります。 毛玉の元をブラッシングで解消しましょう。

③すぐにしまわない

ニットを脱いだあとは、 熱や湿気を逃がすために 少し休ませてから収納するのがおすすめです。

■ できてしまった毛玉はどうする?

できてしまった毛玉は、 無理に引っ張らないことが大切です。 小さなハサミで、やさしくカットしましょう。 その際、誤って編地まで切ってしまわないように 注意が必要です。 一番避けていただきたいのが、 指でつまんで毛玉をむしり取ること。 糸に撚り込まれていた毛羽が引っ張られて飛び出し、 それがまた次の毛玉の原因になってしまいます。 毛玉を見つけるとついつい取りたくなる気持ちも よくわかるんですが、そこはぐっと我慢して ハサミでカットしましょう。

■さいごに

毛玉がたくさんできるほど着込んだということは、 その服があなたの日々に寄り添い、 何度も「今日もこれを着たい」と思わせてくれた証。 毛玉は、ただの劣化ではなく、 お気に入りとして選ばれ続けた"勲章"のようなもの。 大切に着てきた時間が、ふわりと表面に現れただけ。 だからこそ、ちょっと誇らしく思っていい。 そんな大切な一枚だから、 毛玉だらけになる前にほんの少しだけ 手をかけてあげてほしいのです。 そのほんの少しの積み重ねが、お気に入りのニットを きれいな状態で長く保ってくれます。 気づいたときにちょっとだけ。 ぜひ習慣にしてみてください。 お気に入りの一枚と、長く一緒に過ごせますように。

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