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大阪府熊取町で給食パン食中毒

公開日:2026/03/30 更新日:2026/07/10

大阪府熊取町で給食パン食中毒

2026/03/25 先日の大阪府熊取町で大規模な食中毒の続報! 給食パンが原因と判明!! 2026年3月25日、大阪府は熊取町の町立小中学校全8校で発生した大規模な集団食中毒について、給食パンが原因であると断定したと発表した。 3月17日、泉佐野市の有限会社サガン製パンが製造したコッペパン計3,331個が熊取町の小中学校に給食として提供された。翌18日午前1時頃から児童・生徒・教職員が嘔気、嘔吐、腹痛等を発症し始めた。 19日に熊取町教育委員会から泉佐野保健所に届出があり調査を開始。当初は280人が体調不良を訴え、小中学校8校すべてが臨時休校となった。その後も申告者は増え続け、24日までに633人(小学校482人、中学校151人)に達した。小学生1人が一時入院したが退院済みで、全員が快方に向かっている。 泉佐野保健所が検査を行ったところ、検査対象60人中55人からノロウイルスが検出された。さらにサガン製パンの従業員の便からもノロウイルスが検出された。 パンは焼成工程で高温処理されるためウイルスは不活化されるが、大阪府によると焼成後の冷却・袋詰め工程で従業員から汚染されたとみられる。熊取町の藤原敏司町長は「焼いているパンからノロウイルスが出るとは夢にも思わなかった」とコメントした。 泉佐野保健所は、患者の発症状況の類似性、患者便と従業員便からのノロウイルス検出、統計学的関連、及び食事以外の感染を疑う事象が認められないことから、サガン製パン製造の給食パンによる食中毒と断定した。 泉佐野保健所は3月25日から29日までの5日間の営業停止を命じた。 今回の事案は、焼成後の手作業工程における二次汚染という、製パン業界共通のリスクを浮き彫りにした。
【ノロウイルスについて】 ・ノロウイルスは非常に強い感染力を持っている ・ノロウイルスは口から侵入することで感染するが、 ・その感染経路は多岐に渡っている ・ノロウイルスの潜伏期間は1~2日、症状が出る期間も2日ほどと短いが、排菌期間は発症してから数週間後までと非常に長い 【これらの病原体から身を守るためにできること】 • 手洗いの徹底: 食事の前やトイレの後など、こまめな手洗いを心掛けましょう。石鹸を使って流水で20秒以上しっかり洗いましょう。 • 環境の消毒: ドアノブや手すりなど、患者が触れた場所は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 食品の加熱: 食品は中心部まで十分に加熱調理しましょう。特に生食は避けましょう。 • 嘔吐物や便の処理: 次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで消毒しましょう。(アルコール消毒ではダメ!) • 集団生活における対策: 施設などでは、こまめな換気や消毒を行いましょう。人が多い場所ではマスクを着用しましょう。