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OBEY特集

公開日:2025/12/29 更新日:2026/06/22
街中にポスターやステッカーをゲリラ的に貼り付けていくという手法と共に、1989年にキャリアをスタートし、今ではストリートアート界の巨匠として知られる、Shepard Fairey/シェパード・フェアリーによる、"OBEY/オベイ"という名のアートプロジェクト。 現在ではその活動は大きな広がりを見せ、MoMAやサンフランシスコ近代美術館などの世界中の美術館の常設展に作品が展示される程に。 それ以外にも、世界各国において、大小様々なミューラル(街中における壁画)も手がけるなど、Shepard Faireyは紛れもなく、現代を代表するアーティストの一人であると言えるでしょう。

アパレルラインの誕生

アーティスト活動と並行して、彼のアートへのより身近なアクセス方法としてのアパレルラインである〈OBEY Clothing〉が2001年、アメリカのLAにて誕生いたしました。 彼自身が過ごしてきた、スケートボードやパンク、ロックといった音楽カルチャーの影響を色濃く残し、なおかつアーティストとしてのShepard Faireyの持つポリティカルなスタンスをファッションとして昇華したラインナップは、誕生してから20年以上が経った今なお、全世界のユースを虜にし続けています。
世界中の様々なアーティストやデザイナー、ミュージシャンやDJによって構成されている集団が"OBEY POSSE" 彼らが影響を受けた音楽やアート、過去のクロージングや政治までもを参考にアート/デザイン/アパレルの3軸を具体化してムーブメントを作っています。
プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントの顔をモチーフにしたポスターやステッカーは世界的に有名。 1989年の「オベイジャイアント」というアイコンを作成したShepard Faireyはレスラー巨人アンドレの顔アイコンを作って、 ニューヨークから東京、ベルリンまでいくつかの都市にアイコンを設置して、何百万人もの人々が何なのかも知らないまま通り過ぎるのを現象学のキャンペーンの一環としました。

LAのストリートから世界へ

ロサンゼルスらしい風景として思い浮かべる一つにグラフィティアートがある。 それは人目につかないうちに短時間で行うタギングやスローアップだけに限らず、 むしろ建物の壁面に時間をかけて描かれた大規模な絵画のようなミューラルアートの方が印象深い。 グラフィティは違法あというイメージが世間一般にはあるが、 大規模な作品は建物の許可を得た合法的な場合がほとんどだ。
グラフィティとは本来、社会が抱えている人権や政治といった問題に対してアートを通した反発運動の役割がある。 パンデミックや人権問題、戦争など絶え間なく世界情勢が混沌としている時代だからこそ、改めて今そうした社会を変えるためにもアートは必要といえる。
ロサンゼルスには、グラフィティアートで世界を変えようと活動し続けているアーティストがいる。 その名は"オベイ"ことシェパード・フェアリー。たとえ彼の名を知らなかったとしても、代名詞である「ポーズを取るアンドレ・ザ・ジャイアント」や「オベイ・ジャイアント」 の作品を一度は目にしたことがあるだろう。 これらの作品はグラフィティではスプレーペイントが主流だった時代にあえてステッカーにすることで量産を可能とし、 ありとあらゆる場所に一瞬で貼り付けられることから世界中に拡散して社会現象にもなった。
また2008年にはバラク・オバマの大統領選出馬を記念して自主的に制作したポスター「HOPE」がオバマの公式キャンペーンポスターとして 起用されるなど、「ロサンゼルスのシェパード、ロンドンのバンクシー」と比較されることなども踏まえると、いかに彼がアート業界に功績を残し、そして影響力が あるのかが伝わるのではないろうか。

ブランドテーマ

「刺激的で新しいこと」を根幹にした「アートの進化」をブランドテーマに、従来どおりのスタイルに内容やコンセプトを一新させて、 新しい命や可能性を見出し、自分だけの独自スタイルを表現した作品を作り上げていくことをミッションとしています。