ようこそ 楽天市場へ

フェリチンとは?隠れ貧血の症状チェックリスト【ココロとカラダ】

公開日:2026/06/22 更新日:2026/06/22
血液検査で「異常なし」なのに、なんかずっとしんどい。 疲れが取れない、抜け毛が増えた、集中力が続かない、イライラしやすい—— 病院で血液検査を受けたのに「貧血ではありません」と言われた経験はありませんか? その原因のひとつとして、医療現場で近年注目されているのが「隠れ貧血(潜在性鉄欠乏)」という状態です。通常の貧血検査では見えにくく、「フェリチン」という指標を確認して初めてわかることがあります。 この記事では、フェリチンの基礎知識と、自分の状態を知るための症状チェックリストをご紹介します。 ※本記事は一般的な栄養・健康情報の提供を目的としています。医療上の診断や治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください。

体の貯蔵庫?!フェリチンとは何か?

フェリチンは、体内で鉄を貯蔵するためのタンパク質です。 体は食事などから摂り入れた鉄を、すぐに使う分と「貯蔵する分」に分けて管理しています。この「貯蔵された鉄」を内包しているのがフェリチンです。 ■ 貧血の検査との違い 一般的な貧血の検査ではヘモグロビン値(血液中の赤血球に含まれる鉄)を測定します。しかしこの数値が正常範囲であっても、フェリチン(貯蔵鉄)が少なくなっている場合があります。 【ヘモグロビン】 血液中の鉄(今使っている分)を測る指標。健康診断・一般血液検査で測定される。 【フェリチン】 貯蔵されている鉄(備蓄の量)を測る指標。医師に依頼して追加検査が必要なことも。 体はまず貯蔵鉄(フェリチン)を消費してから、ヘモグロビン値が下がり始めます。つまり、“ヘモグロビンが正常でもフェリチンが少ない”という「隠れた鉄不足」の状態が存在します。

女性と子供が特に注意したい理由

【女性の場合】 毎月の月経による出血で、継続的に鉄が失われやすい状態にあります。食事だけで十分な量の鉄を補うことは難しいとされており、フェリチン値が低下しやすいといわれています。 【子供・ジュニアの場合】 成長期は筋肉・骨・血液をつくるために鉄が多く必要になります。食が細い、偏食気味、スポーツをしているお子さんは特に鉄の摂取状況を意識してみることをおすすめします

当てはまる?症状チェックリスト

以下は、鉄の摂取不足が続く場合に体に現れやすいとされる状態です。いくつ当てはまるか確認してみてください。
【体の疲れ・エネルギー系】 [ ] 十分に眠っても疲れが取れない [ ] 少し動くと息切れしやすい [ ] 朝、なかなか起き上がれない [ ] 午後になると極端に眠くなる 【思考・メンタル系】 [ ] 集中力が続かない・ぼんやりしやすい [ ] 理由もなくイライラしやすい [ ] やる気が出ない日が続いている [ ] 以前より記憶力が落ちた気がする 【外見・身体的なサイン】 [ ] 抜け毛が増えた [ ] 爪が割れやすい・縦筋が入っている [ ] 肌が荒れやすい、顔色が悪いと言われる [ ] 頭痛・肩こりが続いている [ ] 氷・生米など硬いものを噛みたくなる(氷食症) 当てはまる項目が多い場合は、かかりつけ医にフェリチン値を含めた血液検査を相談してみることをおすすめします。 ※上記の症状は鉄の摂取状況以外の原因でも起こりえます。自己判断での過度なサプリメント摂取は避け、気になる場合は医師にご相談ください。

フェリチン値の目安

フェリチン値は血液検査で確認できます。一般的な参考値として以下のように言われていますが、基準値は医療機関・検査機関によって異なります。 十分な貯蔵がある状態:50 μg/L 以上(目安) 注意が必要とされる範囲:15〜30 μg/L 鉄欠乏として評価されることが多い:12〜15 μg/L 以下 ※数値はあくまでも一般的な情報です。診断は必ず医師が行います。

食事でフェリチン値を意識した鉄の摂り方

鉄を多く含む食品を意識的に取り入れることが基本です。 【鉄を多く含む食品例】 ・赤身の肉(牛もも・レバー) ・小松菜・ほうれん草などの葉物野菜 ・大豆・豆腐などの豆類 ・海藻類(ひじき・あおさ) 【吸収をサポートする栄養素との組み合わせ】 ・ビタミンC(ブロッコリー・柑橘類):鉄の吸収率を高めることが知られています ・タンパク質:鉄の輸送・貯蔵に関わるフェリチン自体もタンパク質でできています 【摂取の妨げになりやすいもの】 ・食事中・食後すぐのコーヒー・お茶(タンニン) ・過剰な食物繊維の同時摂取

食事だけで補いにくいと感じたら

食事からの鉄摂取に限界を感じる場面もあるかもしれません。 たとえば離乳食期の赤ちゃんや、食が細いお子さん、毎日忙しくて食事が偏りがちな女性など、生活スタイルによっては食事だけでは十分な量を摂り続けることが難しいケースもあります。 そのような場合、食品として鉄を含むサプリメントを日常の食事にプラスするいう選択肢があります。 選ぶ際のポイントとしては、 ・添加物・香料・甘味料の有無 ・認証(有機JAS・USDAなど)の取得状況 ・鉄の種類(フェリチン鉄・ヘム鉄・非ヘム鉄) なども参考にしてみてください。

フェリチン鉄たっぷり!ココロとカラダ

まとめ

・フェリチンは体内で鉄を貯蔵するタンパク質 ・ヘモグロビンが正常でもフェリチンが少ない「隠れ貧血」状態がある ・疲れ・抜け毛・集中力低下などは鉄の摂取不足が続く場合にみられる状態のひとつ ・気になる症状がある場合は、医師にフェリチン値の検査を相談するのがおすすめ ・食事での摂取が難しい場合は、サプリメントで補うことも選択肢のひとつ
※本記事の情報は一般的な栄養情報の提供を目的としており、医療上の診断・治療・予防を目的とするものではありません。