——食事の時間です。
私たちがこれまでお話を伺ってきた介護家族の方々の、ほぼ全員からこの答えが返ってきました。
入浴や薬の管理、日常の介助はもちろんですが、やはり大変というお声が多いのは食事に関すること。「今日はちゃんと食べてくれるかな」と思いながら朝が始まり、「結局、また半分残した」と思いながら一日が終わる。それが、ずっと続いていく。
体力的に大変なのも、もちろんあります。でも、それ以上に重いのは、「何をどう出していいか分からない」という、答えのなさのほうかもしれません。
今日は、私たちMe TIME FOODSが介護家族の方にお話を伺うなかで見えてきた、「食事まわりの悩みリスト」をまとめてみたいと思います。
「これ、うちのことだ」と思う方が、たぶん少なくないはずです。そしてもし、いま誰かを介護しているあなたが「悩んでいるのは自分だけじゃなかった」と少しでも感じられたら、この記事を書いた意味はあるかなと思っています。
なぜ、私たちはこの話を聞いてきたのか
私たちMe TIME FOODSは、シニア向けの完全栄養食ブランドです。完全栄養のアイスやスープを通して、「食べることがむずかしくなった人」とそのご家族の食卓に、少しでも安心を届けたいと思って商品をつくってきました。
ただ、商品をつくるだけでは、本当の介護の現場で何が起きているのかは、分かりません。
だから私たちは、実際にMe TIME FOODSの商品をご購入してくださったお客様や、シニアの食事課題を抱えているご家族に、直接お話を伺う取り組みをしてきました。在宅で介護をされている方、施設に通われている方、遠方の親を心配している方——いろんな立場の方の声を、できるだけそのまま聞きました。
その中で何度も何度も、形を変えて出てきた悩みを、今日は6つにまとめます。