お出汁をひくとき、なにを使う?削り節をもっと気軽に楽しむ方法
公開日:2026/08/26 更新日:2026/08/26お出汁のひき方って、ご家庭によっていろいろあると思います。
きょうのおだしでは、商品を通じて大きく3つのお出汁のひき方をご提案しています。
① 削り節でお出汁をひく
② だしパックでお出汁をひく
③ 粉末だしでお出汁をひく
もちろん、これだけが正解ではありません。
鰹節を一本買って、ご家庭で削るところから始める方。
煮干しを水に浸けて、一晩冷蔵庫に入れ、じっくりお出汁をひく方。
ほかにも、それぞれの暮らしに合った方法がたくさんあると思います。
僕自身は、普段は②の「だしパック」が基本です。
そして週末や、ちょっと特別な料理をつくりたいときは、①の「削り節」を選びます。
みなさんが普段どんな方法でお出汁をひいているのかも、ぜひ教えてほしいです。
をお伝えしています。
「削り節からお出汁をひくのは、ハードルが高そう」
「最後に濾すのが面倒そう」
「だしパックのほうが簡単だし……」
そんなふうに感じている方もいらっしゃるかもしれません。
僕たちは削り節屋です。
なので、
「削り節なら、だしパックや粉末だしより濃厚で味わい深いお出汁がひけますよ」
「コストパフォーマンスもいいですよ」
「そのままおやつやおつまみにもなりますよ」
「だしがらを使えば、もう一品つくれますよ」
……と、削り節のいいところを挙げれば、いくらでも出てきます。
でも、だからといって、
「毎日、削り節でお出汁をひいてください!」
と一方的にお伝えしたいわけではありません。
僕たちは素直に、「削り節でお出汁をひくこと」が、暮らしの中にある選択肢のひとつになればいいなと思っています。
今日はだしパック。
忙しい朝は粉末だし。
週末はちょっと時間があるから、削り節から。
そんな選び方でいいと思っています。
そして「今日は削り節からひいてみようかな」と思ったとき、そのハードルを少しでも下げられるように。
商品やワークショップ、そしてこうしたWebコンテンツを通じて、削り節の楽しみ方をお伝えしています。
削り節からお出汁をひくとき、少し面倒に感じるのが「濾す」という作業。
そこで今回は、僕が実際に使っている道具や、お客様から教えていただいた方法をご紹介します。
・家事問屋「だしとりあみ」
僕が使っているのが、家事問屋さんの「だしとりあみ」。
鍋(雪平鍋)に水を張り、だしとりあみを沈めて、削り節をひとつかみ。
火にかけてお出汁がひけたら、最後にだしとりあみごと引き上げます。
これだけで、鍋の中には澄んだお出汁が残ります。
網目が細かく、使ったあとも洗いやすいところもgoodポイント。
※楽天市場でこちらでご購入いただけます。
https://item.kazenami.live/prokitchen/kd36477/
・無印良品「ステンレス 取っ手つきザル」
無印良品の調理器具をよく使う方には、こちらもおすすめです。家事問屋の「だしとりあみ」と比べると網目は少し広めですが、家庭料理で使うなら僕はまったく気になりません。
少しくらい細かな削り節がお出汁に残っていてもいい。
それもまた、家庭でひくお出汁らしい味わいだと思っています。
使い方は「だしとりあみ」と同じです。
※楽天市場でこちらでご購入いただけます。
https://item.kazenami.live/mujirushi-ryohin/4550512828983/
・「揚げ物すくい網」や「あくとり」でも
これは、お客様から教えていただいた方法です。「揚げ物すくい網や、あくとりで削り節をすくっています」
なるほど、それいいですね!と思いました。削り節を直接鍋に入れて、最後に網ですくい上げる。特別な道具を用意する必要もなく、洗い物も少なくできます。
我が家でも取り入れさせてもらっています。こういう利用者のみなさんのお声は、本当に宝です。
少し簡単なお出汁のひき方
「もっと気軽にやってみたい」という方はこちら。
鍋に水800cc程度を入れ、取っ手付きのザルを鍋に入れて沸騰させます。
沸騰したら火を弱め、削り節をひとつかみ入れます。
弱めの中火で5〜10分ほどコトコト煮出します。
火を止め、ザルを引き上げたら完成です。
濾すために別のボウルやザルを用意しなくても大丈夫。
「鍋にザルを入れて、最後に引き上げる」
これだけでも、削り節からお出汁をひくハードルはずいぶん下がると思います。
削り節からお出汁をひくと、最後に「だしがら」が残ります。
でも、すぐに捨ててしまうのはちょっともったいない。
だしがらにはどれくらい栄養が残っているのか。
どうすれば簡単に料理に使えるのか。
おすすめのレシピとあわせて、別の記事にまとめています。
「なぜ、だしがらを捨てるのがもったいないのか?」
ぜひこちらもご覧ください。
毎日、削り節からひかなくてもいい。
だしパックの日があって、粉末だしの日があって、削り節の日がある。大切なのは、その日の時間や料理、気分に合わせて選べることだと思っています。
そして、その選択肢の中に、
「今日は削り節からお出汁をひいてみようかな」
という日が少しずつ増えてくれたら、削り節屋としてこんなにうれしいことはありません。
まずは、ご家庭にあるザルやあくとりを使って。
気軽に一度、削り節からのお出汁を楽しんでみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。