インド香のサンダル/サンダロ/チャンダンは何が違う?白檀系お香を専門店が解説 公開日:2026/09/08 更新日:2026/09/08
インド香で見かける「サンダル」「サンダロ」「チャンダン」は
言葉としては基本的にすべて白檀を表します。
ただしお香の商品名では同じ香りとは限りません。
HEMのSANDALとSANDALOは同じ商品の表記違いです。
一方でHEM SANDALとHEM CHANDANは
どちらも白檀系ですが香りの異なる別商品です。
長年インド香を扱ってきた当店が
言葉の違いと実際の香りの違いを分かりやすく解説します。
~この記事の結論~
・SANDAL(サンダル)
英語で白檀を表す言葉です。
HEMではSANDALという商品名に使われています。
・SANDALO(サンダロ)
イタリア語などで白檀を表す言葉です。
HEMではSANDALと同じ商品を指します。
・CHANDAN(チャンダン)
インドで使われる白檀の呼び名です。
HEMではCHANDANという別の商品があります。
・SANDALWOOD(サンダルウッド)
英語で白檀を表す言葉です。
HEMではSANDALWOODという別の商品もあります。
つまり
言葉が指すものは同じ白檀でも商品ごとに香りの配合は違うということです。
●サンダルとは?
サンダルは英語の「Sandal」から来た表記です。
白檀は英語で「Sandalwood」と呼ばれます。
インド香では短く「Sandal」と書かれることがあり
日本でもそのままサンダルと呼ばれています。
履物のサンダルと同じカタカナなので紛らわしいのですが
お香の箱に書かれたSANDALは白檀系の香りを意味します。
●サンダロとは?
サンダロも白檀を表す言葉です。
イタリア語では「sandalo」
スペイン語では「sándalo」と表記されます。
輸出向けの商品ではアクセント記号を付けず
「SANDALO」と書かれることもあります。
HEM公式サイトでは
英語ページの商品名が「HEM Sandal Incense Sticks」
スペイン語ページでは「HEM Sandalo Incienso」となっています。
どちらも同じ商品ページです。
したがってHEMの場合は
SANDALとSANDALOを別の香りと考える必要はありません。
「HEMサンダロ」という別商品があるのではなく
HEM SANDALの表記違いです。
●チャンダンとは?
チャンダンはヒンディー語などで白檀を意味する「Chandan」のことです。
さらに元をたどると
サンスクリット語の「Chandana」に由来します。
英語圏ではSandalwood
インドではChandanと呼ばれることが多いという違いです。
インドでは白檀が寺院での祈りや儀式に古くから使われてきました。
そのためChandanという名前には
単に白檀の香りを表すだけでなく
インドの伝統や祈りを思わせる印象もあります。
●HEMのSANDAL・SANDALWOOD・CHANDANはどう違う?
言葉の意味が同じでも
商品としての香りは同じではありません。
当店で実際に扱っているHEMの白檀系3商品を比べると
次のような違いがあります。
・HEM SANDAL
あっさりしていて柔らかいサンダルの香りです。
3商品の中では最も軽く感じられます。
HEM SANDALの商品はこちら
https://item.kazenami.live/happyhour/1446132/
・HEM SANDALWOOD
正統派サンダルの爽やかな香りです。
濃さはSANDALとCHANDANの中間です。
HEM SANDALWOODの商品はこちら
https://item.kazenami.live/happyhour/10009667/
・HEM CHANDAN
甘さとスパイシーさを感じる重厚な白檀系ブレンドです。
3商品の中では最も濃くインド香らしさを感じられます。
HEM CHANDANの商品はこちら
https://item.kazenami.live/happyhour/1404095/
3商品はいずれも白檀系ですが
名前が似ているだけで同じお香ではありません。
●同じ白檀なのになぜ香りが違う?
商品名のSandalやChandanは
香りの系統やテーマを表しています。
すべて同じ香料を同じ割合で使っているという意味ではありません。
メーカーは木粉や香料などの配合を変えながら
それぞれ異なる白檀系のお香を作っています。
同じローズ系の香水に何種類もの香りがあるのと同じです。
ローズと書いてあっても
甘い香りや爽やかな香りがあるように
白檀系のお香にも軽いものから重厚なものまであります。
●白檀と書いてあれば天然白檀が入っている?
商品名にSandalやChandanと書かれていても
天然白檀だけで作られているとは限りません。
商品名は香りの種類を表すもので
原材料や天然白檀の配合量を示す表示ではないからです。
インド香の多くは木粉や香料などを配合して作られています。
天然白檀の粉末を多く使ったお香と
白檀をイメージした香料を中心に作ったお香では
同じ白檀系でも香りや価格が大きく変わります。
「白檀系の香り」と「天然白檀だけのお香」は
分けて考えた方がよいでしょう。
●どれを選べばいい?
柔らかく軽い白檀系を試したい方には
HEM SANDALが向いています。
白檀らしい爽やかさと適度な濃さを求める方には
HEM SANDALWOODがおすすめです。
甘さやスパイシーさのある
濃厚でインド香らしい香りが好きな方には
HEM CHANDANが向いています。
名前だけで選ぶのではなく
香りの濃さや甘さまで比べて選ぶと失敗しにくくなります。
~よくある質問~
サンダルとサンダロは同じですか?
どちらも白檀を表す言葉です。
HEMではSANDALとSANDALOは同じ商品を指します。
・サンダルとチャンダンは同じ香りですか?
言葉としてはどちらも白檀を意味します。
ただしHEM SANDALとHEM CHANDANは
配合と香りが異なる別商品です。
・白檀とサンダルウッドは違いますか?
基本的には日本語と英語の違いです。
白檀は英語でSandalwoodと呼ばれます。
HEM SANDALとHEM SANDALWOODは同じですか?
別商品です。
当店の比較ではHEM SANDALWOODの方が濃く
HEM CHANDANよりは軽い香りです。
・CHANDANとCHANDANAMは違いますか?
どちらも白檀を表す言葉として使われます。
Chandanamは南インドの言語などで見られる表現です。
ただし商品名として使われている場合は
メーカーごとに香りが異なります。
・サンダルと書いてあれば天然白檀のお香ですか?
必ずしも天然白檀だけで作られているわけではありません。
SandalやChandanは香りの種類を示す商品名としても使われます。
原材料や天然白檀の配合量を保証する表記ではありません。
~まとめ~
サンダル
サンダロ
チャンダンは
基本的にすべて白檀を表す言葉です。
違うのは主に言語と表記です。
ただしお香では同じ意味の言葉が
それぞれ別の商品名として使われることがあります。
HEMのSANDALとSANDALOは同じ商品です。
HEM SANDAL
HEM SANDALWOOD
HEM CHANDANはそれぞれ香りの違う別商品です。
言葉の意味は同じでも商品としての香りは別
これが最も分かりやすい答えです。
白檀系のお香を選ぶ時は
名前だけでなくメーカーや商品ごとの香りまで比べてみてください。