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和風紐でマクラメ編み

公開日:2026/04/22 更新日:2026/07/24
マクラメは 糸や紐を結び(ノット)だけで 模様や形を作る手芸技法のこと 編み物や織物と違って 針や織り機を使わず 手で結び目を作りながらデザインを作っていきます 「マクラメ(macramé)」という言葉は アラビア語の「縁飾り」や「飾り布」を意味する語に由来するとか

【マクラメの歴史】

・マクラメはアラブ地域で生まれたとされています(7〜13世紀頃) 織物職人が布を織り終えたあと 余った経糸(たていと)の端がほつれないように結んで装飾したことが始まり ・ ヨーロッパへの伝来(13〜15世紀) 特にスペインやイタリアで発展  教会の装飾や衣服・テーブルクロスなどの縁飾りに
・船乗りたちによる世界的な普及(16〜18世紀) 帆船時代 船員たちは航海中の空き時間にロープのさまざまな結び方で 実用品や装飾品を作るようになりました ・17世紀~19世紀のイギリスでは特に人気が高まり 王室から家庭まで手芸として定着しました
・1970年代のブーム 1970年代には ナチュラル志向やヒッピームーブメントの影響を受け 世界中でマクラメが流行しました

【日本への普及】

日本に広く普及したのは1970年代後半 インテリアやファッションの手芸として人気を集めました もともと日本には  ・縄文・弥生時代から「アンギン編み」や「バトオビ」というのがありました (縄文遺跡から、衣類の痕跡や袋が発見されています) ・古墳時代には「織物」の高度な技術が伝わりました ・遣唐使を通じて「結び」という風習もできました ・「組紐」の技術は1400年以上前の飛鳥時代に伝わったとされています このように 日本では伝統の組紐や飾り結びの文化が古くからあったため マクラメも受け入れられやすかった といわれています 日本の作品には 西洋のデザインだけでなく 和の結びや組紐の要素を取り入れたものも多く見られます   日本の手芸は重層的で面白いですね!

【マクラメとロープワーク】

基本となる結びが共通しています 巻き結び 平結び ひばり結び などは マクラメでもロープワークでも使われます 違いは・・・ マクラメは「結びを組み合わせて模様や作品を作る工芸」 ロープワークは「目的に応じて最適な結びを選び 安全かつ機能的に使う技術」 「この模様を作るにはどう結ぶか」がマクラメ 「この用途にはどの結びが最も安全か」がロープワーク

【代表的な結び方】

ひばり結び ねじり結び 平結び タッチング結び( 七宝結び しゃこ結び 巻き結び 左右結び まとめ結び ・・・ これらを組み合わせて 幾何学模様やフリンジ(房)を作ります 下の画像のサンプルは中唐打ち紐です (※「七宝結び」は日本の伝統的な飾り結びに由来する名称で 英語圏では日本語名のまま紹介されます) (※作り方はYouTubeにたくさん載っています)

【 どんなものが作れる?】

プラントハンガー(観葉植物を吊るすもの) タペストリー キーホルダー ストラップ アクセサリー バッグやベルト
マクラメは アラビアとヨーロッパと日本が融合した 不思議な世界ですね♪ ナチュラルで温かみのある雰囲気がでます♪