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縮緬(ちりめん)を使った細工物~さまざまな手法(伝統から現代へ)

公開日:2025/04/18 更新日:2025/09/04
江戸時代より今に伝わる「ちりめんの細工物」には 様々な技法があります しぼがあって伸縮性に富むため使いやすいからです 古来 着物を仕立てた後の絹の端切れを細工物に用いていました 現代でも正絹の「つまみ細工」の髪飾りなど 大変すばらしい作品があります 明治末期に海外からレーヨンの技術を学びました その光沢の良さから人造絹糸(人絹)とも呼ばれ 正絹に比べて安価なことから 手芸用として 広く使われるようになりました 当店のちりめんは レーヨンちりめんです これより 細工の技法をさまざま紹介します 難しさを星で表してみましょう 超難 ★★★★★ 難  ★★★★ 普通 ★★★ 易  ★★ 超易 ★

伝統手法【つまみ細工】~糊使用

★★★★ 江戸時代から続く伝統工芸です 生地を小さな四角に切って 折りたたみ  花びらに見たてて 糊で貼ってゆき 1輪の花に仕上げます いくつかのお花を組み合わせて 髪飾りなどにします

伝統手法【袋物・吊るし飾り】~縫製

★★★ 綿を入れて縫い留める小物です 飾り物や袋物があります

伝統手法【押絵細工】(ちりめん細工平面)

★★★★ 絵から型紙を起こし 厚紙を切り うす綿を置き 布でくるんでパーツを作り それを貼り合わせます 江戸時代に宮中で始まったとされ やがて江戸城大奥から 一般にも広まっていきました 作品に羽子板・壁掛け・小箱などがあります 最近では 小さなパーツでストラップなども作ります

伝統手法【木目込人形】~糊使用

★★★★★ 「木目込人形」は伝統工芸品になっています 大変高価な美しい人形で知られています 木彫りの胴に裂(布)張りというのが古来からの製造法でした 明治後期から 粘土の様なもので型を作り そこに溝を堀り(筋彫り) 布地を溝に入れ糊付けします これが「木目込み」です ここでは簡単な「手鞠」を紹介しますね 反対色を組み合わせました グラデーションで作成しても素敵だと思います

【ちりめん細工】(立体)

★★★★ 木目込のベースに 木の代わりに発泡スチロールや紙粘土を用います 生地をボンドで張り付けてゆきます 粘土は作りたい形に自分で成型します 発砲スチロールはすでに成型されています

伝統手法【切嵌(きりばめ)細工】~縫付け

★★★★★(最高難易度) 「きりばめ」とは ちりめんの布地に型紙を置いて切りぬいた後 金襴や繻子・ちりめんなどの小さい別布をはめ込んで縫い合わせる手法 江戸時代に完成をみた技法 袋物や袱紗(ふくさ)などに使われました (伝統的な作品はネットで検索してね)

現代手法【リース飾り】~木工ボンド使用

★★ 発泡スチロールのリースベースに 小さく切ったちりめんを差し込んで ふんわりと仕上げます 飾りは自由に♪

【おまけ~紙張りちりめん】

★ レーヨンちりめんの切り口はほつれます 裏に紙を貼ることでほつれを防止します そうすると別の用途が生まれますよ! 造花(アートフラワー)の生地も糊引きされています 造花の生地とちりめん生地を組み合わせてお花が作れます
さて 当店の商品を中心に様々な手法を見てきました ちりめん細工といっても いろいろな手法があるのですね 伝統工芸品には素晴らしい作品があり ネットで見ることができます 伝統手法を守り つないでゆくことはとても大切なことです 個人で手芸を楽しむ場合は 伝統にとらわれず 自由な創作をしてみるのもいいのではないでしょうか