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桑都八王子 織物特集

公開日:2026/03/05 更新日:2026/05/26
200年の歴史を誇る八王子の織物産業。 その発展から、古くは「桑都(そうと)」とも呼ばれていました。 歴史と職人の技がつまった逸品をぜひご覧ください。

◆ 藤本染工芸

職人手染めの味と伝統が今も活きる 藤本染工芸の藤本義和氏は、東京都知事賞や通産大臣賞を受賞した型染め・木版染めの名匠です。着物だけでなく日傘など新分野にも挑戦し、その技術はドキュメンタリー映画「めぐる」で世界的に評価されました。一つ一つ手染めされる作品は、同じ型でも微妙に異なる色合いが魅力で、世界に一つだけの逸品として届けられます。

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◆ 成和株式会社

匠の技術と伝統のネクタイファクトリー 創業者の和田全弘は優れた織物技術が高く評価され、ネクタイ業界初の勲五等瑞宝章を授与されました。 常に最新の技術を研究しながら、その技術を使った製品をいち早く世の中に広め、都内最大の、ネクタイを中心にした生地製織工場として匠の技を受けついでいます。

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◆ 八王子織物工業組合

1100年続く織物の伝統を、今の生活へつなぐ 江戸時代から「桑都」と呼ばれ、養蚕・絹織物業が盛んだった八王子。滝山城下での市を起源に発展し、糸を染めてから織る「先染め」が特徴です。昭和55年には「多摩織」として伝統的工芸品に指定され、現在はネクタイやマフラーを中心に生産されています。八王子織物工業組合は、直営ショップ「ベネック」やオリジナルブランドを展開。学生との共同プロジェクトで、新たなテキスタイル製品開発にも取り組んでいます。

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◆ 澤井織物工場

伝統を継承し、未来の服を生み出す 多摩織の伝統を守る澤井織物工場四代目・澤井伸氏は、「現代の名工」として全ての工程を一人でこなします。古くからの技術を守りつつ、IT企業のウェアラブルデバイス開発や世界的ファッションデザイナーとの協業など、新たな挑戦を続けています。手織り体験も可能で、その卓越した技を間近で体感できます。

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◆ 石塚染工

父から娘に受け継ぐ、匠の伝統 八王子の「石塚染工」は、四代続く江戸小紋染めの工房です。四代目・石塚幸生氏は、伝統工芸士として精巧な伊勢型紙を用いた微細な模様を染め上げ、内閣総理大臣賞や瑞宝単光章を受章しています。娘の久美子氏も弟子入りし、日本画の素養を活かしつつ、伝統技術を現代に伝えるため日々精進しています。親から子へ受け継がれる日本の匠の技が、八王子で息づいています。

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