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【ダッチ・コーヒー(Dutch Coffee)について】

公開日:2024/10/23 更新日:2024/10/23
ダッチコーヒーの発祥地は旧オランダ領東インド(現インドネシア)で、別名水出しコーヒーとも言われ、最初は容器に冷水とコーヒー粉を入れ、一昼夜静置するだけの素朴な方法でしたが、この製法を当時のオランダ人が器具を用いて更に機能的に改良したものがダッチコーヒーの始まりです。(当時のインドネシアでは、苦味やえぐ味の強い「ロブスタ種」のコーヒーが多く栽培されていたため、それを緩和するために冷水による抽出法が考案されたとも言われています。) 一定間隔の安定した冷水の点滴によって、長時間かけて自然にコーヒー粉からコーヒーのエッセンスを抽出するため、濁りのない、香りと風味豊かな琥珀色のコーヒーが出来上がります。(注. 時間によって抽出される濃さが違うため、実際に飲まれる前によく攪拌する事が必要です。 ダッチ・コーヒー(水出しコーヒー)は、アイスコーヒーと比較して飲み口がマイルドで苦みも若干抑えられているため、さわやかな苦みとコクが特長です。 ただ、アイス独特の苦みやパンチが少ないため、物足らなく感じられる場合もありますが、熱によってコーヒーの成分が破壊されていないため、一度飲むとクセになるコーヒー本来の香りが人々を魅了しています。 上記の点滴方式の他に現在では、お茶の煮出しパックなどを用いた方法や、鍋やボールを使った初期の静置方式に近いもの、保冷ポット方式などもありますが、コーヒー粉全てを水に浸けておくと、コーヒーの成分の内、余分な雑味等も一緒に抽出される事があり、その結果やや濁りのある液体となったり、ザラザラとした口当たりになる場合があります。 このような場合は、一旦出来上がった液体を、更に漉し器に掛けるなどをすると、濁りや雑味が軽減されますが、香りのインバクトは点滴方式に比べると弱いです。 使用するコーヒー豆は、フレンチロースト又は、イタリアンローストのブレンドコーヒーの細挽きタイプがお勧めです。好みにもよりますが、浅煎りのコーヒーの場合は爽やかな苦みが出ない上、余分な酸味が抽出されやすいので注意が必要です。
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