ようこそ 楽天市場へ

グッピーの遺伝 基礎講座

公開日:2026/10/11 更新日:2026/10/11
ブリードが簡単なグッピーには非常に多くの品種が存在します。品種が持つ美しい形質どのように引き継がせていくか・・・それを考える上で大きな助けになるのが遺伝についての知識です。遺伝というと難しく感じますが、親から子に伝わる形質には一定の規則があるということです。 ここでは簡単なグッピーの遺伝の形質について紹介します。

よくあるパターン1

RREAとノーマル体色のグッピーを交配したら全部ノーマル体色になっちゃった…。 RREAのグッピーとノーマル体色のグッピーを交配した場合は次のようになります。 ここではノーマル体色の遺伝子をAA、RREAの遺伝子をaaとします。

よくあるパターン2

ブルーグラスの子供はブルーグラスじゃない? 赤いグッピーが産まれたんだけど...。 人気のブルーグラス。そのペアから取れた子にはレッドグラスが出現します。なぜでしょう? これは不完全優性という遺伝の仕方によるものです。 一般にブルーグラスを交配すると次のような子供が得られます。 ここでは赤い発色を見せる遺伝子をR、赤い発色を見せない遺伝子をrとします。 ブルーグラスはこの赤い発色に関する遺伝子がRrになっています。

よくあるパターン3

リボン系のグッピーをブリードしたいんだけど、なんでリボンじゃないオスを交配させるの?なんでトリオで販売するの? リボン系のグッピーは交接器であるゴノポディウムが伸長してしまいオスが生殖機能を持ちません。 そのため非リボンタイプ(リボンではないタイプ)のオスとリボンタイプのメスを交配に用います。 →リボンタイプのグッピーはノーマルタイプのオスとトリオで販売されるのはこのためです。 非リボンタイプのオスとリボンタイプのメスを交配した場合は次のようになります。 ここでは非リボンタイプの遺伝子をr、リボンタイプの遺伝子をRとします。 ※正しいリボンの遺伝子記号はリボン:Rib、非リボン:Rib+です。見やすくするためにR、r(優性が大文字)に置き換えてあります。

よくあるパターン4

スワロー系のグッピーはリボン系と同様に交接器であるゴノポディウムが伸長してしまいオスが生殖機能を持ちません。 そのため非スワロータイプ(スワローではないタイプ)のオスとスワロータイプのメスを交配に用います。 →スワロータイプのグッピーはノーマルタイプのオスとトリオで販売されるのはこのためです。 スワローが表現される遺伝子にはヒレが伸長する遺伝子(K)と、ヒレの伸長を抑制する遺伝子(S)が深く関与します。そのため、2つの遺伝子の組み合わせについて考えなければなりません。 ※正しいスワローの遺伝子記号はヒレを伸長させる遺伝子:Kal、Kal+、ヒレの伸長を抑制する遺伝子:Sup、Sup+です。見やすくするためにK、S(優性が大文字)に置き換えてあります。