ようこそ 楽天市場へ

「オートフォーカス機能」 藤井智弘

公開日:2025/10/14 更新日:2025/10/24

■カメラの大林オンラインマガジン

「オートフォーカス機能」

一眼カメラの基礎を知る第6回は、オートフォーカス機能編です。現在では当たり前となっているオートフォーカス機能(AF)。AFを使いこなすポイントを解説します。AFの種類や選び方のポイントを見てみましょう。

■オートフォーカス機能編

写真を撮るのに重要なピント合わせ。オートフォーカス(AF)の種類や特徴を知ることで、撮影状況に応じたピント合わせが行えます。   ・AFを大きく分類すると まずAFには大きく分けて「AF-S」と「AF-C」のモードが選べます。AF-Sの「S」はシングルの意味。シャッターボタンを半押しにしてピントが合うと、半押ししている間はピントが固定されたままになります。その状態で構図を決めてシャッターを切ります。風景や建物など、止まっている被写体に有効なモードです。なお、AF-SはメーカーによってワンショットAFやS-AF、AFSなど呼び方や記載が異なるので、説明書を読むなどして確認してください。   そしてAF-Cの「C」はコンティニュアスの意味。シャッターボタンを半押ししている間、被写体にピントを合わせ続けます。スポーツや乗り物、動物など、動く被写体に適したAFモードです。AF-CもメーカーによってサーボAFやC-AF、AFCなど呼び方や記載が異なります。やはり説明書などで確認してください。また機種によっては、AF-SとAF-Cが自動で切り換わる機能を持ったものもあります。   ・AFエリアの選択 さらに狙ったポイントにピントが合うよう、AFエリアの選択も重要です。ビギナーに最もお馴染みなのがオートエリアAF。自動選択などとも呼ばれます。その名の通り、カメラが被写体を自動判断してピントを合わせます。まだカメラに慣れていない人は、まずここから始めてみましょう。   ゾーンAFは、画面内のエリアをいくつかのゾーンに分ける機能。ピントを合わせるのは選択しているゾーン内だけなので、意図とは全く違うところにピントが合ってしまうのを避けられます。鉄道やスポーツなど、被写体が画面内にある程度大きく写るシーンに向いています。 1点測距は、測距エリア内の1点だけを使ってピントを合わせる機能です。メーカーによってシングルポイントAFなどと呼ばれることもあります。カメラ背面の十字ボタン等を使って測距点を移動させ、画面内の狙ったポイントに合わせます。最も撮影者の意図を反映させやすい機能と言えるでしょう。一般撮影の他、大きなボケを生かした写真を撮る際にも有効です。AF-SやAF-Cと組み合わせて、被写体に応じた機能を選択してください。
・被写体認識AF さらに現在のミラーレスカメラには、被写体認識機能も搭載されています。顔・瞳認識や動物認識、乗り物認識など。機種によって異なるので、どんな被写体認識が搭載されているか確認しましょう。被写体認識機能を活用すれば、ピントはカメラに任せて構図とシャッターチャンスに集中でき、とても便利です。こちらも状況を見極めながらAF-SとAF-Cの選択も行うと、狙い通りの写真が撮りやすくなります。