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職場の熱中症対策義務化 現場責任者が確認すべき7つのポイント

公開日:2026/08/09

【職場の熱中症対策義務化】

現場責任者が確認すべき7つのポイント! 2025年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行され、一定の暑熱環境で行われる作業について、熱中症の重篤化を防ぐための対応が事業者へ義務付けられました。 重要なのは、熱中症のおそれがある作業者を早期に発見し、異変があったときに迅速かつ適切に対応できる体制を整えることです。 本ページでは、熱中症対策義務化の対象となる作業と、現場責任者が確認したい7つのポイントを分かりやすくご紹介します。

■職場の熱中症対策義務化とは

改正労働安全衛生規則により、対象となる作業を行う事業者には、次の対応が義務付けられています。 ・熱中症のおそれがある作業者を早期に発見するための報告体制を整備する ・熱中症の症状悪化を防ぐための対応手順を作成する ・報告体制と対応手順を関係作業者へ周知する 熱中症を発生させないための予防に加えて、異変が起きた場合に迷わず報告・対応できる体制を事前に整えておくことが重要です。

■義務化の対象となる作業

【作業環境】 暑さ指数が28以上 または 気温が31度以上 【作業時間】 継続して1時間以上 または 1日当たり4時間を超える作業 業種や会社の規模だけで一律に決まるものではなく、実際の作業環境と作業時間によって判断します。 上記に該当しない場合でも、作業強度や服装、日差し、湿度、風通しなどによって熱中症の危険性が高くなることがあります。現場の状況に応じた対策を行いましょう。

■屋内作業でも注意が必要

熱中症は、炎天下の屋外だけで起こるものではありません。 冷房が届きにくい工場や倉庫、厨房、風通しの悪い作業場など、屋内でも高温多湿になる環境では注意が必要です。 「屋内だから大丈夫」と判断せず、実際の作業場所で暑さ指数や気温を確認しましょう。

■特に注意したい業種や作業

次のような業種や現場では、暑熱環境で長時間作業する機会が多いため、重点的な対策が必要です。 ・建設業、土木工事 ・製造業、工場 ・倉庫、物流センター ・運送業 ・警備業 ・農業、林業 ・屋外イベント運営 ・スポーツ施設管理 業種名だけで対象かどうかを判断せず、作業場所ごとの環境と作業時間を確認してください。

■法令上求められる3つの対応

1.報告体制を整備する 熱中症の自覚症状がある作業者や、熱中症のおそれがある作業者を見つけた人が、すぐに報告できる体制を定めます。 ・誰へ報告するのか ・どのような方法で連絡するのか ・責任者が不在の場合は誰が対応するのか 連絡先や担当者を事業場ごとに明確にしておきましょう。 2.対応手順を作成する 熱中症のおそれがある作業者を発見した場合に行う対応を、あらかじめ定めます。 対応内容には、次のような項目が含まれます。 ・作業から離脱させる ・涼しい場所へ移動させる ・衣服を緩めて身体を冷やす ・必要に応じて医師の診察や処置を受けさせる ・緊急連絡網を確認する ・緊急搬送先の連絡先と所在地を確認する 自力で水が飲めない場合、呼びかけへの反応がおかしい場合、意識がない場合は、すぐに救急車を呼んでください。 3.関係作業者へ周知する 整備した報告体制と対応手順を、関係する作業者へ周知します。 掲示するだけでなく、朝礼や安全教育などを通じて、実際に異変が起きたときの行動を確認しておくことが大切です。

■現場責任者が確認したい7つのポイント

ここからは、法令上の対応に加えて、現場で取り入れたい7つの熱中症対策をご紹介します。 1.暑さ指数を確認する 作業前だけでなく作業中も暑さ指数を確認し、状況に応じて作業内容や休憩時間を調整しましょう。現場の測定値と環境省の予測値を活用することが大切です。 2.水分・塩分補給をルール化する 喉が渇く前から、こまめに水分を補給しましょう。大量に汗をかく場合は、状況に応じて塩分や電解質も補給します。朝礼や休憩時間に給水のタイミングを決めておくと安心です。 3.休憩環境を整える 日陰や冷房設備、送風機などを活用し、身体の熱を逃がせる休憩場所を確保しましょう。必要なときにすぐ利用できる環境を整えることが重要です。 4.作業時間と内容を調整する 暑い時間帯を避ける、交代制にする、連続作業時間を短くするなど、暑さ指数や作業者の体調に合わせて調整しましょう。 5.従業員教育と体調確認を行う 熱中症の症状や対処方法を周知し、朝礼や休憩時に体調を確認しましょう。めまい、頭痛、吐き気、大量の発汗、筋肉のけいれん、強いだるさ、受け答えの異変などがある場合は、すぐに作業から離脱させてください。 6.緊急時の対応を確認する 報告を受ける人、救急要請を行う人、付き添う人、身体を冷やす場所、搬送先を事前に決めておきましょう。連絡先や担当者の変更時には速やかに更新します。 7.冷却アイテムを補助的に活用する 冷却タオルやヘルメットライナー、クーリングウェアなどを、作業中や休憩時の暑さ対策に活用しましょう。ただし、冷却アイテムだけに頼らず、暑さ指数の管理、水分・塩分補給、休憩、作業時間の調整、体調確認と組み合わせることが大切です。

■濡らして・絞って・振るだけ

!MISSIONのクーリングテクノロジー! MISSIONのクーリングアイテムには、独自の冷却技術「HydroActive」を採用しています。 水分が蒸発するときに周囲の熱を奪う気化熱の仕組みを利用し、暑いときにひんやりとした使い心地を生み出します。 使い方は簡単な3ステップです。 1.水で濡らす 2.軽く絞る 3.数回振る ぬるくなったときは、もう一度振ることで冷たさが戻ります。

■現場の暑さ対策におすすめのアイテム

【クーリング ヘルメットライナー】 ヘルメットの下に着用できるクーリングアイテムです。 頭部の汗や暑さによる不快感を軽減したい建設現場、工場、バイク、自転車などのシーンにおすすめです。 【ネイプ付き クーリング ヘルメットライナー】 頭部に加えて、首の後ろまでカバーできるタイプです。 ヘルメットを着用して長時間屋外で作業する場面や、首元への直射日光が気になる現場におすすめです。 【クーリングタオル】 濡らして・絞って・振るだけで使用できます。 作業中や休憩時に、首元や頭など冷やしたい場所へ当てやすく、繰り返し使用できます。 【クーリング フーディータオル】 頭から首、肩まで広い範囲をカバーできるフードタイプです。 屋外作業やイベント運営など、頭部や首元への直射日光が気になる場面におすすめです。 【半袖 パフォーマンスTシャツ】 汗や水分を吸収・拡散し、気化熱を利用してひんやりとした着心地を生み出す半袖タイプです。 腕まわりが動かしやすく、工場、倉庫、屋外作業など幅広い現場で使用できます。 【ロングスリーブ パフォーマンスTシャツ】 上半身から腕まで広い範囲をカバーできる長袖タイプです。 屋外作業時に肌の露出を抑えながら、汗や水分を利用してクールダウンできます。

■冷却用品は基本対策と組み合わせて活用

冷却用品は、暑熱環境で働く人の快適性をサポートするアイテムです。 しかし、冷却用品の配布だけで、法令上求められる体制整備・手順作成・関係者への周知を満たすものではありません。 ・暑さ指数を確認する ・水分と塩分を補給する ・休憩環境を整える ・作業時間や内容を調整する ・作業者の体調を確認する ・報告体制と対応手順を整備する ・関係作業者へ周知する これらの対策を組み合わせ、安全な職場環境づくりを進めましょう。 【ご使用上の注意】 ※冷却効果や持続時間、感じ方は、使用環境・気温・湿度・風・体質などにより異なります。 ※MISSION商品は、熱中症を完全に防ぐものではありません。 ※熱中症のおそれがある場合は、冷却用品の使用だけで作業を継続せず、速やかに作業から離脱して涼しい場所へ移動してください。 ※自力で水が飲めない場合、呼びかけへの反応がおかしい場合、意識がない場合は、すぐに救急車を呼んでください。 ※本ページは制度の概要を分かりやすく紹介するものであり、個別の法的判断を行うものではありません。最新情報や具体的な対応については、厚生労働省、所轄の労働局または労働基準監督署へご確認ください。 参考 厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」 厚生労働省「職場における熱中症防止のためのガイドライン」