ヨーロッパとアフリカ、アラブの文化が交差する北アフリカの国、モロッコ。旧フランス領だった歴史もあり、さまざまな文化が混じり合うことで、独自の美意識と高い手仕事の技術が育まれてきました。
モロッコのマルシェバスケットやインテリアバスケットは、そんな豊かな文化の中で受け継がれてきた暮らしの道具です。職人たちは昔ながらの技法を守りながら、ひとつひとつ丁寧に編み上げています。シンプルで使いやすく、天然素材ならではの素朴な風合いと、手仕事ならではの温もりが魅力です。
その高いデザイン性は、世界中のファッションデザイナーやクリエイターたちにも影響を与え、欧米ではプリミティブなスタイルとして、日本では自然素材を生かした暮らしのアイテムとして親しまれてきました。
アフリカンスクエアーでは、1990年代より30年以上にわたりモロッコと交易を続けています。現地の生産者とともに、日本の暮らしにもなじむデザインを取り入れながら、手仕事の魅力あふれるモロッコのかごをお届けしています。
量産品にはない、一点ものならではの表情と味わい。ぜひ、モロッコの手仕事の魅力を感じてみてください。
【ストロー(水草) / Straw】
現地でジョンクと呼ばれている水草の一種。
畳のような編み方でかごバッグの素材になります。
表面がツルツルとなめらかで丈夫なのが特徴です。
【タザ(ヤシ) / Taza】
タザ地方の椰子の葉。
軽くしなりがあり表面が滑らかで光沢感のある素材。
ABDAに比べ薄く、つるりとした触感です。
【アブダ(ヤシ) / Abda】
アブダは、海岸地方(essaouira周辺)の椰子の葉。
丈夫で強い耐久製があり、素朴な風合いと表面の凹凸感が特徴的です。
【パーム(ヤシ) / Parm】
ヤシの葉を薄く剥いだ糸を編み上げた、白っぽい色合いの軽いバスケット。
フランス語で一般的に「椰子」を意味する言葉です。
しなやかで軽い風合いの薄い椰子の葉をかぎ編みで仕上げています。
【モロッコバスケット(水草)】
細い水草をコイル状に巻き付けたモロッコ伝統のカゴ。重量感がありしっかりした作り。
鉢カバーなどにもオススメです。同素材の鍋敷きは、現地でタジン鍋とセットで使われます。
モロッコ郊外でオリーブ農家を経営しながらストローバスケットをつくる生産者のお宅にお邪魔しました。
人気のカゴバッグは、どのようにつくられているのでしょうか?
①かごのベースとなる水草(ジョンク)を用意します。
②ドームと呼ばれる丈夫な水草で縦糸を張ります。
③カットしたジョンクを織り込み、バスケットのパーツを作ります。
④不要な部分を丁寧にカットしてパーツを仕上げます。
⑤パーツを組み立てドームで縫い合わせます。
⑦皮専門の工房で、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
モロッコのかごバッグは、お出かけやお買い物だけでなく、暮らしのさまざまなシーンで活躍します。キッチン用品の収納や野菜のストック、植物を飾る鉢カバーなど、インテリアバスケットとして取り入れる方も増えています。ぜひ、ご自身らしい使い方をお楽しみください。
■手編みのかごについて
モロッコのかごは、100%植物素材を使い、職人がひとつひとつ手作業で編み上げています。そのため、編み終わり部分の段差や繊維の傷・裂けが見られる場合があります。また、形状やサイズにも若干の個体差がありますが、手仕事ならではの味わいとしてお楽しみください。
保管の際は、直射日光や強い照明を避け、風通しの良い場所で保管してください。湿気はカビや変色の原因となるためご注意ください。
・編み終わり部分の段差や、繊維の傷・裂けが見られる場合があります。
・手作り品のため、形状やサイズに若干の個体差があります。
・表記サイズと1~5cmほど差が生じる場合があります。
■革部分について
モロッコの革製品には、天然革ならではのにおいがあります。特にヌメ革は、着色された革に比べてにおいを強く感じる場合があります。においの感じ方には個人差がありますが、時間の経過や使用とともに徐々に軽減していきます。気になる場合は、風通しの良い場所で陰干しすることをおすすめします。なお、長時間の天日干しは革やかご部分の変色や劣化の原因となる場合がありますのでお避けください。
また、モロッコの革は独特の製法で染色されており、豊かな風合いが魅力です。その反面、摩擦や水濡れによって色落ちや色移りが発生する場合があります。特に淡色の衣類と合わせる際はご注意ください。
革の色味には個体差があり、掲載写真と異なる場合があります。天然素材のため、細かな傷や小さなシミが見られることがありますが、素材ならではの風合いとしてお楽しみください。
・天然革ならではのにおいがあります。
・革の色味は掲載写真と異なる場合があります。
・摩擦や水濡れにより、色落ちや色移りが生じる場合があります。
・革部分に細かな傷や小さなシミが見られる場合があります。
■金具について
湿度の高い環境では、金具部分にサビが発生する場合があります。保管の際は湿気の少ない風通しの良い場所を選び、定期的に乾いた布で拭くなど、状態を確認しながらお使いください。長期間保管する場合も、時々取り出して空気に触れさせることをおすすめします。
・湿度の高い環境では、金具部分にサビが発生する場合があります。
・保管の際は湿気の少ない場所を選び、定期的に乾いた布でお手入れしてください。