30年、里親探しの現場に立ち続けて|認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会
公開日:2026/09/04 更新日:2026/09/04こんにちは、モコペットです。
今号は、愛媛県松山市を拠点に活動する「認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会」さんをご紹介します。
えひめイヌ・ネコの会の始まりは、1994年。
任意団体として発足したのち、まず取り組んだのが「愛媛県不用犬買上制度」の廃止を求める活動でした。
17,000名分の署名を添えて要望書を提出し、翌1995年度から制度廃止が決定。
同じ年には、毎週日曜日の「犬猫里親さがし会」もスタートしています。
その後も、松山市・今治市・東温市など各自治体へ、犬猫の不妊・去勢手術助成金制度の設置を働きかけ続け、次々と実現へとつなげてきました。
2002年にNPO法人化、2008年には四国で初めて認定NPO法人としての認定を受けています。
認定NPO法人とは、運営や事業活動の適正さ、公益性について一定の基準を満たしたNPO法人だけが所轄庁から認められる制度で、寄付を通じた支援がより力を発揮しやすい仕組みでもあります。
えひめイヌ・ネコの会には、実は保護施設がありません。
会員それぞれが自宅で犬猫を保護しながら、里親探しを行っています。
会が担うのは、里親さがし会の会場提供や、契約書・預かり金の管理など。
実際のやり取りは、保護している会員と里親希望者の間で直接行われます。
里親さがし会は、毎週日曜13時〜16時、松山市東野で開催。
譲渡には完全室内飼いや不妊・去勢手術の実施などの条件があり、「手術の約束金」5,000円を預かり、手術後に返金する仕組みで確実な実施につなげています。
2014年には保護猫サロンを開設し、2016年には保護猫カフェ「ひめねこ」としてリニューアル。
ここでは、不妊去勢手術・ワクチン接種・その他の処置を済ませた成猫たちの里親探しが行われています。
また、地域猫活動にも力を入れており、野良猫への不妊去勢手術を推進することで、被害やトラブルを減らし、地域の環境保全につなげる取り組みを続けています。
2008年からは「地域猫セミナー」を主催し、2018年以降は愛媛県主催のセミナーでも講師を務めるなど、知識を地域に広げる活動も担っています。
2005年からは、ペットと一緒に避難する防災訓練を開始し、松山市の総合防災訓練にも参加。
2011年には、愛媛県と松山市に対して「被災動物救助本部」の設置を要望するなど、災害時の動物たちの安全にも早くから目を向けてきました。
※本記事は各種公開情報をもとに作成しました。最新情報は各団体の公式サイトよりご確認ください。