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活版名刺コラム|第8回 余白はデザインではなく空気感

公開日:2026/06/03 更新日:2026/06/27
5月ももうすぐ終わろうとしています。 ゴールデンウィークに息子と4才の孫が帰省したので、 何年かぶりに「兜飾り」を出しました。 名残惜しくリビングに鎮座しておりましたが、 昨日やっと片付けをしました。 片付けついでに、TVボードまわりも整理しました。 「可愛いから」と取っていたクッキー缶。 ゴルフのティー。 雑誌。 小さなアクセサリーたち。 気づけば、 長い時間をかけて集まった “好きなもの”でいっぱいになっていました。 思い切って8割ほど処分してみると、 不思議なくらい空気が軽くなりました。 そう、「空間」ができたのです。 「余白って、こういうことなのかもしれない。」 そんなことを、ふと思いました。 名刺の打ち合わせをしていると、 「ここ、空いているので何か入れましょうか?」 と言われることがあります。 空いていると、不安になる。 これは、とても自然なことです。 ですが、 活版名刺を作っていて思うのは、 “何もない部分”が、 実は一番、 その人らしさを伝えていることがある。 余白というのは、 「何もない場所」ではなく、 “相手が、その人を感じるための空間” なのかもしれません。