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「飼ってはいけない犬種」とは?

公開日:2026/07/07
犬を迎えることは、新しい家族を迎え、その命に最期まで責任を持つということです。SNSやメディアで可愛いワンちゃんを見て「この犬種を飼いたい!」と憧れる方は多いでしょう。 しかし、犬種にはそれぞれ歴史があり、かつて担っていた仕事(ルーツ)によって性格の特性や必要な運動量、しつけの難易度が全く異なります。 ここで言う「飼ってはいけない犬」とは、犬そのものが悪いという意味では決してありません。「初心者のライフスタイルや飼育環境と、犬種の特性が致命的にミスマッチを起こしやすい犬種」という意味です。 今回は、特にお迎えの際に注意が必要な犬種を、ミスマッチが起きやすい理由とともにランキング形式でご紹介します。

「飼育が難しい」と判断される3つの基準

ランキングを見る前に、なぜその犬種たちの飼育難易度が高いのか、以下の3つの基準を知っておくと理解が深まります。 運動量が膨大: 1日1回、近所を10分歩くだけではストレスが溜まり、問題行動(破壊、無駄吠え)につながる。 強い警戒心や防衛本能: 家族には甘えん坊でも、他人や他犬に対して攻撃的になりやすく、徹底した社会化としつけが必要。 高度な主従関係(パートナーシップ)の構築が必要: 頭が良すぎるため、飼い主が曖昧な態度をとると「自分がリーダーだ」と勘違いし、コントロールが効かなくなる。

要注意!飼育難易度が高い犬種ランキング

【第4位】ジャック・ラッセル・テリア

映画などでもおなじみの、小柄で愛らしい小型犬です。 ミスマッチの理由:「中身は大型のキツネ狩り猟犬」というギャップ 小さな体からは想像もつかないほどの強靭な体力と、強い「狩猟本能(動くものを追いかけて仕留める)」を持っています。 エネルギーを発散しきれないと、家の家具をボロボロに噛み砕いたり、激しく吠え続けたりといった破壊行動に出やすいです。小柄だからといって室内だけで飼うようなスタイルには全く向きません。

【第3位】柴犬

日本で最も身近な犬種の一つですが、実は海外の専門機関でも「飼育難易度が高い」と分類されることが多い犬種です。 ミスマッチの理由:頑固で自立心が強く、ベタベタされるのを嫌う 洋犬のように「誰にでも愛想よくシッポを振る」タイプではありません。非常に忠実で勇敢な反面、自立心が強く頑固な一面を持っています。 「可愛いから」と過剰にベタベタ触ろうとすると嫌がって拒絶したり、見知らぬ人や他の犬に対して強い警戒心(時に攻撃性)を見せたりすることがあります。子犬期からの徹底した社会化と、毅然とした態度でのしつけができる、犬の習性をよく理解した飼い主向けと言えます。

【第2位】シベリアン・ハスキー

美しい毛並みと狼のような凛々しい外見で大人気の大型犬です。 ミスマッチの理由:日本の夏の過酷さと、規格外のスタミナ 極寒の地で重いソリを何時間も引き続けるために作られた犬種です。そのためスタミナは底なしで、毎日朝晩1〜2時間ずつのハードなお散歩(時にはランニング)が欠かせません。 また、日本の高温多湿な夏には非常に弱く、24時間徹底したエアコン管理が必要です。抜け毛の量も桁違いで、家中の毛の掃除や毎日のブラッシングに膨大な時間を割ける環境が必須となります。

店舗内ランキング

更新日09/13(09/06〜09/12集計)

初心者は要注意!

【第1位】ボーダー・コリー

全犬種の中で「最も知能が高い」と言われる、牧羊犬の代表格です。 ミスマッチの理由:頭が良すぎて「退屈」がストレスに 人間の子供並みの知性を持つと言われるボーダー・コリーは、ただお散歩をするだけでは脳が満足しません。「頭を使う仕事」や「アジリティ(障害物競争)」などのドッグスポーツを一緒に楽しむ時間が求められます。 飼い主がしつけを怠ると、人間の行動を先読みして悪知恵を働かせたり、動くものを追いかける本能(車や子供への突進)が強く出てしまうため、初心者には非常にコントロールが難しい犬種です。

まとめ:大切なのは犬種のルーツを愛せるか

繰り返しになりますが、ここに挙げた犬種たちは、適切な環境と知識を持った飼い主さんが育てれば、これ以上ないほど素晴らしく、魅力的なパートナーになります。 犬を選ぶときは、見た目の可愛さや流行だけで決めるのではなく、「その犬種が何のために生まれてきたのか(ルーツ)」を徹底的に調べましょう。そして、「自分のライフスタイル(労働時間、体力、住環境)で、その犬の本能を満たしてあげられるか」を客観的に考えること。 それこそが、愛犬と飼い主の双方が幸せになるための第一歩です。

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